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カシオ計算機、シャッターのタイムラグが0.01秒で起動も1秒の400万画素デジタルカメラ『QV-R40』を発売

2003年07月24日 17時57分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は24日、光学3倍ズームレンズと有効400万画素CCDを搭載し、レリーズタイムラグが0.01秒、起動時間が約1秒のデジタルカメラ『QV-R40』を8月7日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万円前後。

本体正面 本体背面
本体正面本体背面
『QV-R40』

『QV-R40』は、2002年6月に発表したシャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでの時間“レリーズタイムラグ”が0.01秒の400万画素デジタルカメラ『QV-R4』を基に、高速沈胴式の光学3倍ズームレンズを採用し、起動制御を高速化したことで、起動時間を約1秒に短縮したのが特徴。電源オフの状態でも、撮影したいときに“RECボタン”、画像を見たいときに“PLAYボタン”を押せばすぐに起動する“ダイレクトON”機能も追加されている。撮影した画像を約0.1秒間隔で連続表示でき、100枚を約10秒で再生できる。

撮像素子は413万画素(有効400万画素)の1/1.8インチ正方画素原色CCDで、光学3倍ズームレンズはの焦点距離は8.0~24.0mm(35mmフィルム換算で39.0~117.0mm相当)で、F値は2.8~4.9。最短撮影距離は約60cmで、接写は10~70cm。5点測距のオートフォーカスを採用する。シャッタースピードは1~1/2000秒。測光方式はマルチパターン/中央重点/スポットで、露出制御はプログラムAE(±2EVを1/3EV単位で補正可能)。感度はオート/ISO80/ISO160/ISO320。デジタルズームは3.2倍。モニター用の液晶ディスプレーは1.6インチで354×240ドット。撮りたいシーンに合ったサンプル画像を選択すれば測光方式や露出補正などを最適に設定する“ベストショット”機能を搭載しており、2枚の画像を合成してツーショットにできる“カップリングショット”、自分で決めた構図をモニターに表示し、フォーカスなどをロックして他人に撮影を頼める“プリショット”など21種類を選択できる。

記録は内蔵のフラッシュメモリー(画像記録領域は10MB)とSDメモリーカード/MMCを利用する(内蔵メモリーとの間でコピー可能)。最大記録画素数は、静止画が2304×1712ドットで、動画が320×240ドット(1回最大30秒)。記録フォーマットは静止画がJPEG(Exif 2.2)/DCF準拠/DPOF対応、動画がAVI(Motion JPEG)。PRINT Imaga Matching IIやUSB DIRECT-PRINTにも対応する。電源は単3形ニッケル水素充電池/単3形リチウム電池×2本を利用し、付属のニッケル水素充電池で約660枚の撮影が可能。本体サイズは幅88×奥行き32.7×高さ60.5mm、重量は約160g。アプリケーションとして、画像取り込みソフト『Photo Loader』(Windows XP/2000/Me/98、Mac OS 9対応)、レタッチソフト『Photohands』(Windows XP/2000/Me/98対応)などが付属するほか、充電器、USBケーブル、ストラップが付属する。

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