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10月開催の“CEATEC JAPAN 2003”概要決定!25日から事前申込開始!

2003年07月24日 19時36分更新

文● 編集部 小板謙次

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昨年開催された“CEATEC JAPAN 2002”から

CEATEC JAPAN実施協議会は24日、10月7日(火)から11日(土)に幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催予定となっている通信、情報、映像関連技術の複合展示会“CEATEC JAPAN 2003”(主催:(社)電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会)の概要を明らかにした。“CEATEC JAPAN 2002”は17万3000人の来場者を記録したが、開催4回目となる今年は18万人を目指しており、7月24日現在の出展社数は国内253社、海外124社で計377社となっている。



開催概要について説明を行うCEATEC JAPAN運営事務局長の入江二郎氏
開催概要について説明を行なうCEATEC JAPAN運営事務局長の入江二郎氏

展示構成はデジタル製品およびネットワーク技術・サービス関連を紹介する“デジタルネットワークステージ”と電子部品・デバイス関連の“電子部品・デバイス&装置ステージ”といった2ステージに分類される。さらに“デジタルネットワークステージ”はテレビ製品(デジタルテレビ、プラズマテレビ、液晶テレビ)、テレビチューナー製品(デジタル放送受信機)やカーエレクトロニクス関連製品を紹介する“ホーム&パーソナルゾーン”とサーバー、ワークステーションやIPv6、VoIP、CTIシステムなど企業向け製品を紹介する“ビジネス&ソサエティーゾーン”に分類、“電子部品・デバイス&装置ステージ”には半導体・電子部品関連技術を紹介する“電子部品・デバイスゾーン”と電子応用装置や無線通信機器関連製品を紹介する産業用機器ゾーンに分類される。

デジタルネットワークステージ

  • ホーム&パーソナルゾーン
  • ホームエンターテインメント関連:テレビ製品(デジタルテレビ、プラズマテレビ、液晶テレビ)、テレビチューナー製品(デジタル放送受信機)、STB関連、HDDレコーダーなど
  • ホームネットワーク関連:ネットワーク家電製品、セキュリティー関連製品・システム、個人認証技術
  • カーエレクトロニクス関連:ITS関連製品、カーナビゲーション製品、GPS関連製品、車載コンピューター製品、カーAV製品など
  • 個人向けネットワーク・放送サービス関連:携帯電話、PHS、通信関連サービス、デジタル放送、IP電話サービス、ブロードバンド関連サービスなど
  • ビジネス&ソサエティーゾーン
  • ネットワークコンピューティング関連:サーバー、ワークステーション、無線LAN関連製品・システムなど
  • 企業向けネットワークサービス・システム関連:ブロードバンド、ADSL、XDSL、FTTH、WDM、IP電話、IPv6、VoIP、CTIシステムなど
  • ソリューション・インターネットサービス関連:ASP・ISP、ERP、SCM、CRM、eラーニング、アウトソーシングなど
  • ソフトウェア関連:OS、Linux、Java開発支援ツール、ミドルウェア、グループウェア、ビジネス関連アプリケーション、DTP・CG関連アプリケーションなど
  • その他:ITS、ベンチャー支援サービス、バリアフリーなどの社会福祉サービス、大学研究発表などの教育関連サービスなど

電子部品・デバイス&装置ステージ

  • 電子部品・デバイスゾーン
  • 半導体関連:MOSロジック、MOSメモリー、デジタルバイポーラ、システムLSI、光ICなど
  • 電子ディスプレー・デバイス関連:液晶ディスプレー、プラズマディスプレー、無機/有機ELディスプレー、電子表示パネル、その他ディスプレーデバイス
  • 電子部品関連:受動部品(抵抗器、コンデンサー、トランス、インダクター、発振部品、フィルター)、接続部品(コネクタ、スイッチ、リレー)、電子回路基板、変換部品、超小型表面実装部品
  • 電源・電池関連:燃料電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、各種電源など
  • その他:ナノテクノロジー関連、バイオメトリクス関連、環境対策関連、新素材・材料関連など
  • 産業用機器ゾーン
  • 無線通信機器関連:無線通信機器・システム、衛星通信関連装置・システム、デジタル交換機、デジタル伝送装置など
  • 電子応用装置関連:超音波応用装置、業務用映像装置、その他電子応用装置など
  • 電子計測器関連:波形測定器、伝送特性測定器、無線通信測定器、半導体・IC測定器など
  • 電源・電池関連:燃料電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、各種電源など
  • その他産業用機器関連:産業用コンピューター・周辺機器、電子部品組立・検査装置。製造装置など

また、特別展示としてADSLやVoIPサービスのH.323およびSIP、PBX間接続などの相互接続性デモ展示やTTC((社)情報通信技術委員会)の標準化取り組み状況を紹介する“HATS推進会議”、IPv6の現状と今後を紹介する“IPv6パビリオン”、イメージスキャナー、OCR、最先端ディスプレなど情報端末に注目した“IT PLAZA”、ホームネットワーク、ROBOT in HOME、メディアファッション、ウェアラブルなど最先端アイテムを紹介する“Next Style Showcase”、12月からスタートする地上波デジタル放送やBSデジタルにフォーカスした“地上 vs BS デジタル対決プラザ”などが用意される。特に、 電子情報技術産業協会(JEITA)関係者は今回の目玉は地上波デジタル放送であるとしており、正式スタートに先駆けて“CEATEC JAPAN 2003”の会場にて地上波デジタルの試験放送を公開予定となっていることを明らかにした。

特別展示
特別展示としてIPv6の現状と今後を紹介する“IPv6パンビリオン”や地上波デジタル放送やBSデジタルにフォーカスした“地上 vs BS デジタル対決プラザ”なども用意される

なお、初日の7日にはソニー(株)取締役 代表執行役 会長兼グループCEOの出井伸之氏が「e-Japan戦略II ~日本がネットワーク社会をリードする~」と題した講演を、また東京大学大学院情報学環の坂村健教授が「ユビキタスコンピューティング環境の実現に向けて」と題した講演を行なう。この他にも、日本電気(株)代表取締役会長の佐々木元氏や(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ代表取締役社長の立川敬二氏ら16名のキーノートスピーチが行なわれる予定だ。

事前登録は25日から“CEATEC JAPAN 2003”のウェブサイトで受け付けを開始、事前登録を行なうと入場が無料となる。キーノートスピーチ以外のコンファレンス・セッションについては8月下旬よりウェブサイトで予約受け付けを開始する。

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