NTT-ME、IEEE 802.11g準拠の無線LANアクセスポイント『MN-WAP54g』と無線LANカード『MN-WLC54g』を発売
2003年07月23日 17時08分更新
(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは23日、IEEE 802.11g準拠の54Mbps対応無線LANアクセスポイント『MN-WAP54g』と、無線LANカード『MN-WLC54g』の販売を8月8日に開始すると発表した。価格は、『MN-WAP54g』が1万9800円、『MN-WLC54g』が9800円、無線LANアクセスポイントと無線LANカード各1台をセットにした『MN-WAP54g無線LANカードセット』が2万8800円。
『MN-WAP54g』 | 『MN-WLC54g』 |
『MN-WAP54g』は、無線LAN規格“IEEE 802.11g/b”に準拠し、セキュリティー機能として、無線ステルス機能(SSID非通知/ANY接続拒否)やMACアドレスフィルタリングのほか、“IEEE 802.1x”(EAP-TLS:Extensible Authentication Protocol-Transport Level Security)と、152bit/128bit/64bit WEPをサポートするのが特徴。バージョンアップにより、実効スループットを40Mbps以上に高速化する無線LAN技術“Super G”に対応するほか、セキュリティー機能も、Wi-Fi Allianceの“WPA”(Wi-Fi Protected Access)や、WEPを改良した“TKIP”(Temporary Key Integrity Protocol)、次世代暗号化方式の“AES”(Advanced Encryption Standard)にも対応する予定。DHCPクライアント機能を搭載し、動作モードは、APスタンダード、APクライアント、AP間通信-シングル、AP間通信-マルチに対応する。最大無線端末数は10台以下を推奨。LANインターフェースは10/100BASE-TX×1を装備する。電源はAC100VでACアダプター(DC5V)を利用する。消費電力は最大5W。本体サイズは幅95×奥行き82×高さ33mm、重量は約160g。
『MN-WLC54g』は、IEEE 802.11g/b準拠の無線LAN PCカード。セキュリティー機能は、IEEE 802.1x(EAP-TLS)と、152bit/128bit/64bit WEPをサポートする。動作電圧はDC3.3Vで、最大消費電流は、IEEE 802.11gの場合、送信時が720mA、受信時が550mA、IEEE 802.11bの場合、送信時が660mA、受信時が50mA。本体サイズは幅54×奥行き119×高さ9mm、重量は約42g。