「ATLANTIS RADEON 9200SE」。小型で簡単なパッケージではあるが、一応リテール版だ |
現行RADEONシリーズのローエンドを担う「RADEON 9200」。そのさらに最廉価バージョンとなる「RADEON 9200SE」を搭載したビデオカード「ATLANTIS RADEON 9200SE」がSapphireから発売された。
注目なのは価格で、リテールパッケージでありながらコムサテライト3号店で6700円。まがりなりにも最新GPU搭載カードとは思えない、ある意味異様なほどの低価格となっている。
ファンレスどころかヒートシンクも装着されていない | むき出しになったGPU |
また、ファンレス以前にヒートシンクも装着されておらず、GPUがむき出しになっているのも最新カードとしては非常に珍しいところで、これなら上位製品の「RADEON 9600」でもファンレスで事足りるもの納得?! インターフェイスはD-SubとTV-Out、64MBのDDR SDRAMをVRAMに搭載する。
「RADEON 9600SE」とは異なり「RADEON 9200SE」はATIの発表の中に記述が見え、それによると「RADEON 9200」に対しメモリインターフェイス幅が128bitから64bitに半減されているとのこと。このほか低クロック化されているのではないか、というのがアキバ界隈の予想だったが、コア/メモリクロックに関しては公開されておらず、詳細は不明となっている。
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