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日立、Centrino対応の企業向けA4スリムノート“FLORA 270Wスリムモデル”を発売

2003年07月18日 21時42分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は18日、企業向けA4ノートパソコン“FLORA 270W”の新製品として、“Centrinoモバイル・テクノロジ”に対応したA4スリムノートパソコン“FLORA 270Wスリムモデル”(PC8NA1)の販売を同日付けで開始すると発表した。希望小売り価格は、Pentium M-1.50GHzを搭載した『PC8NA1-VHF8M1AB0』が26万9000円、同-1.30GHz搭載の『PC8NA1-VFF8M1AB0』が24万4000円。カスタムメイドに対応しており、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能などを搭載できる。出荷開始は8月29日。企業向け直販サイト“日立Internet Shop”、営業・販売代理店などを通じて販売する。

“FLORA 270Wスリムモデル”“FLORA 270Wスリムモデル”

“FLORA 270Wスリムモデル”は、Pentium M-1.50GHz/1.30GHzと、グラフィックス機能を統合したi855GMチップセットを搭載したA4ノートで、15インチXGA液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色)、256MBのメモリー(PC2100準拠DDR SDRAM)、30GBのHDD(Ultra ATA/100)、24倍速CD-ROMドライブを内蔵する。インターフェースは、USB 2.0×3、IEEE1394(4ピン)、10/100BASE-TX、シリアル、パラレル、アナログRGBなどを装備し、拡張スロットはPCカード(Type II、CardBus対応)を搭載する。電源はリチウムイオンバッテリーで、最大約2時間の利用が可能(JEITA測定法1.0)。ACアダプターも利用できる。消費電力は約17W(最大72W)。本体サイズは幅330×奥行き281×高さ33.2mm、重量は約2.8kg。キーボードにはキーピッチが19mm、キーストロークが3mmのものを採用し、無線LAN/インターネット/メールを起動できる“ワンタッチキー”も装備する。そのほか、LAN/無線LAN/モデムなどの通信機能をワンタッチで切り替えられるソフト『ネットワーク切替ユーティリティ』を搭載する。サポートOSはWindows XP Professional SP1/2000 Professional(SP3)。

同社は併せて、Pentium 4-3.20GHzとWindows XP Professioanlを搭載したスリムタワーパソコン“FLORA 350W”『PC8DE3-VF0XP1C00』(価格は22万9000円)や、“FLORA 270W”のバリューモデルとして、Celeron-1.80GHzと14.1インチXGA液晶ディスプレー、Windows XP Home Editionを搭載したA4オールインワンのエントリーモデル『PC-8NK01-LHEATC』(価格は17万5000円)も発表した。

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