フィルムは『チェキ』と同じものを使用 |
富士写真フイルム(株)のブースでは、9日の記事で紹介したカメラ付き携帯電話用デジタルプリンター『NP-1』(仮称)のデモが行なわれていた。同製品は幅117.5×奥行き41.5×高さ105.5mmという手のひらサイズの大きさで、赤外線通信部を搭載。赤外線通信機能付きのカメラ携帯から信号を読み取り、約15秒でインスタントカラーフィルムに印刷する。このインスタントカラーフィルムは現在販売されている人気のインスタントカメラ『チェキ』と同じ『instax mini』(フィルムサイズ:縦86×横54mm、画面サイズ:縦62×横46mm)を使用しているのが特徴だ。『NP-1』には1度に10枚のフィルムを収納することができる。バッテリー部はリチウム電池CR2を2本を使用する。製品化は年内を目指しているという。また販売価格は2万1000円くらい。「まだ開発段階の商品なので仕様は若干変更になるかもしれません」とのことだ。
台の上、携帯電話の向こう側にあるのが『NP-1』 |
携帯電話を『NP-1』に近づけて赤外線通信で画像を転送 |
15秒ほどで出力され、さらに2分経過すると撮影した画像がでてくる。 |