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TransCube 10

TransCube 10

2003年07月16日 21時01分更新

文● 今澤傘之輔

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TransCube 10

東芝

オープンプライス(実売価格:10万円弱)

2002年7月に登場した、東芝の「TransCube 10」(以下TransCube)は、無線LANルータにHDDレコーディング機能を内蔵したホームAVサーバの先駆けと言える製品だ。

この記事は、月刊アスキー 2003年3月号の「特集1 いつでも録画、どこでも試聴 ホームサーバで超快適AV環境を作る」から転載したものです。

美しいハーフミラー仕上げの本体

TransCube 10の接続イメージ
図 TransCube 10の接続イメージ
PCのホームAVサーバ化計画
ASCII24特別企画「アナタにもできるPC使いこなし講座 第1回:PCのホームAVサーバ化計画」。写真をクリックすると当該記事に移動します。
TransCube 10
東芝「TransCube 10」レビュー。

 TransCubeの主な機能は、

  1. HDDレコーダ
  2. 無線LANルータ
  3. 受信したTV映像や録画した番組の配信機能

である。

 PCと接続して使用することが前提で、本体には無線LAN(IEEE802.11b)と有線LAN(100BASE-TX)のインターフェイスを装備する。現在時刻やTV受信チャネルなどの設定などは、基本的にPCで行う仕様だ。TransCube本体のみでできるのは、TVチャンネルの切り替えやHDDからのビデオ再生、リアルタイムでの録画操作程度に限られている(予約録画は当初PCからしか行えなかったが、ファームアップデートでTransCube側で行えるようになった)。



TransCube 10の前面&背面
写真1、2 TransCube 10の前面、背面。前面に9つ並ぶのが操作ボタンで、その下にビデオ&オーディオ入力端子を配置。背面にはLAN/WAN用のEthernetポートと、ビデオ入出力端子、アンテナ入力端子が並ぶ。

 鏡面仕上げのフロントパネルはたいへん美しい。上部には情報表示用のLEDディスプレイが埋め込まれていて、電源を入れるとハーフミラーを通してきれいな青色のドットマトリックス文字が浮かび上がる。本体下部にあるマット仕上げされたアルミカバーの中には、早送り/巻戻しボタンやビデオ入力端子が収められているが、これらのボタンは小さく、操作性はあまり良くない。主要な操作はリモコンを使うことになるだろう。

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