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ナナオ、新開発のArcSwing機構スタンドを装備した17インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L567』を発売

2003年07月10日 21時27分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは10日、17インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L567』を18日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は7万円前後。

『EIZO FlexScan L567』
『EIZO FlexScan L567』

『EIZO FlexScan L567』は、2002年5月に発表した17インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L565-A』の後継モデルで、表示部が円弧(アーク)を描きながら移動するように前後動作/高さ/チルト角を調整できる新開発のArcSwing(アークスイング)機構を採用したスタンドを装備するのが特徴。これによりドライアイを緩和するために、画面をやや見下ろすような高さ/チルト角に設定するといったことも可能。スタンドによるチルトは上60度/下1度、高さ調整は100mm、回転は左右90度まで。液晶パネルには、広視野角で、視野を振った際の色調変化が小さい低色度変位タイプの“Super-IPS”方式を採用している。色再現の国際規格“sRGB”に対応するほか、表示する画像に応じて最適な輝度/色温度に設定できる“FineContrast”や自動で切り替える“Auto FineContrast”、デジタルカメラで撮影した静止画/動画や任意の領域を高輝度で表示したり、拡大/編集したりできる“DesktopViewer”などの機能を搭載する。DesktopViewerは、PRINT Image Matching IIやExif Print(Exif 2.2)などの規格にも対応している。

インターフェースはアナログRGB(ミニD-Su15ピン)とデジタル(DVI-D24ピン)を装備する。水平同期周波数は、アナログが24.8k~80kHz、デジタルが31k~64kHzで、垂直同期周波数は、アナログが50~75Hz、デジタルが59~61Hz。USB 1.1(アップストリーム)×1ポートを装備する。スピーカーは1W×2を内蔵する。電源はAC100~120V/200~240Vに対応し、消費電力は45W(節電時2W以下)。本体サイズは幅377×奥行き245×高さ259mm、重量は約6.9kg。本体カラーは“セレーングレイ”と“ブラック”(L567-BK)を用意する。製品には、アナログRGB用(D-Sub15ピン)とデジタル用(DVD-D24ピン)の2本のディスプレーケーブル、オーディオケーブル、USBケーブルのほか、デジタルカメラで撮影した画像の管理/編集ソフト『Adobe Photoshop Album』が同梱される。保証期間は5年間(液晶パネルは3年間)で、1年以内は出張修理にも対応する(最寄りのエイゾーサポートから公的交通機関で片道1時間以内の距離が目安)。

併せて、スタンド部を外してフリーマウント仕様にしたモデル『EIZO FlexScan L567-F』も発売する。

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