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【第5回 データストレージEXPO Vol.5】 日立、ストレージ管理ソフト『JP1』をデモ

2003年07月09日 22時05分更新

文● 編集部 小板謙次

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(株)日立製作所のブースでは、ストレージ管理ソフトウェア『JP1 Version 7i』を紹介していた。JP1 Version 7iには、大規模のストレージ管理を簡素化する『JP1/Hicommand Device Manager』、ストレージアクセスを高速化する『JP1/HiCommand Dynamic Link Manager』、ストレージの稼動性能や容量を監視する『JP1/Hicommad Tuning Manager』、バックアップソフトやデータベースソフトと連動して無停止のバックアップを行う『JP1/HiCommand Protection Manager』、そしてマルチプラットフォーム環境でのバックアップのための『JP1/VERITAS NetBackup』がある。



『JP1/HiCommand Dynamic Link Manager』は遠隔地のストレージも一元管理可能。部門別、業務別のストレージなどSAN環境を含むストレージシステムを統合的に管理する。RAIDストレージ管理画面
『JP1/Hicommad Tuning Manager』はSAN環境に分散する各サーバーデータベース、アプリケーションなどを管理。スループットを監視して統計をとることで、将来予測を可能としている『JP1/Hicommad Tuning Manager』の画面。

会場で実際にデモされていたのは『JP1/Hicommand Device Manager』『JP1/HiCommand Dynamic Link Manager』『JP1/Hicommad Tuning Manager』の3種類。『JP1/Hicommad Tuning Manager』の端末では、各階層単位で性能・容量の情報を管理し将来の信頼性をグラフで表示していた。

「今までのソフトの場合、各ストレージやサーバーに1個1個監視端末が用意されていて、それを別々に管理しなければいけなかったが、これをすべて同じ端末に統合的に監視することができます。ストレージの種類を意識することなく同じ操作性で容量の追加ができるようになるのも特徴ですし、分かりやすいGUI画面で表示されます」と各ソフトの全体的な特徴について担当者は話している。

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