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ジャストシステム、社内で用語や表記を統一するための『ATOK Business Solution 辞書配信システム II』を発売

2003年07月09日 20時12分更新

文● 編集部

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(株)ジャストシステムは9日、日本語変換ソフト『ATOK』を利用して社内独自の用語や表記の統一を行なうためのソフト『ATOK Business Solution 辞書配信システム II』を同日付けで発売すると発表した。価格は『ATOK Business Solution 辞書配信システム II』が10万円。『ATOK16 for Windows』の100ライセンスをセットにした年間契約式の『ATOK Business Solution 辞書配信システム II 100』が年額20万円。

同システムは、“辞書作成支援ツール”で作成した社内独自のATOK辞書を利用し、社内用語への変換や「コンピュータ」 と「コンピューター」のような表記のゆれを日本語変換中にリアルタイムで指摘するのが特徴。人名から内線番号を検索したり、商品名から商品コードや単価などに変換したりすることもできる。辞書への単語登録や作成したATOK辞書の配信は、専用ツールで行なえる。併せて、社内用語や商品コードを基にしたオリジナル辞書の構築などのカスタマイズを行なう導入支援サービス“ATOK Business Solution カスタマイズサービス”も提供する。

対応OSは、辞書公開サーバーが、Windows 2000 Server(SP2以上)/NT Server 4.0(SP6a以上)、Red Hat Linux 7.3、辞書取得クライアントが、Windows XP/Me/98/2000 Professional(SP2以上)/NT WorkStation 4.0(SP6a以上)。ウェブブラウザーとしてInternet Explorer5.5(SP2以上)が必要。辞書作成支援ツールの対応OSは、Windows 2000 Server(SP2以上)/NT Server 4.0(SP6a以上)/XP/2000 Professional(SP6a以上)/XP/Me/98/2000 Professional(SP2以上)/NT Workstation 4.0(SP6a以上)。

同社では今後、マスコミで広く利用されている(株)共同通信社の書籍『記者ハンドブック』を収録したATOK辞書や、公用文作成の表記基準や用語をまとめたATOK辞書を始めとするさまざまな分野の専門用語辞書を順次提供し、初期導入から独自辞書の構築、システム運用までをトータルにサポートする体制を構築するとしている。

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