『D2175』。幅105×奥行き91.4×高さ172.3mm |
(株)フロンテックは、大容量DVDライブラリーやLTOライブラリーの展示を行っていた。大容量DVDライブラリーにはエンタープライズ向け“Enterprise DVDライブラリー”シリーズとミドルクラス向けの“DVDライブラリー”シリーズがある。“Enterprise DVDライブラリー”シリーズのベースとなっているのは、メディア収納枚数最大875枚、8TBまで搭載可能な『D875』。サイドにウィングと呼ぶメディア収納スペースを拡張することによってメディア枚数最大1525枚(15TB)から2175枚(20TB)まで拡張が可能だ。通常であれば拡張のためにサーバーを用意しなければならないが、占有面積約1m2という省スペースを維持しながら、イニシャルコストをかけずに拡張できるというメリットがある。また、デュアルピッカーと呼ぶメディア交換のシステムを搭載することで、2枚のメディアを同時に移動、搬送の待ち時間を短縮している。ドライブは松下製のマルチドライブでDVD-RAM/-R/-RW/-ROM/CD-R/-RW/CD-ROMの各メディアに対応する。ブース正面には『D875』をベースに、ウィングを両サイドに拡張した『D2175』を展示。メディアは最大2175枚、最大20TBまでの容量に対応している。“Enterprise DVDライブラリー”は今年の3月から出荷を開始したばかりの製品だが、すでに、ナムコほか金融機関にも導入実績を持っている。