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【第5回 データストレージEXPO Vol.4】フロンテック、最大20TBの大容量ライブラリーを展示

2003年07月09日 22時04分更新

文● 編集部 小板謙次

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『D2175』。幅105×奥行き91.4×高さ172.3mm

(株)フロンテックは、大容量DVDライブラリーやLTOライブラリーの展示を行っていた。大容量DVDライブラリーにはエンタープライズ向け“Enterprise DVDライブラリー”シリーズとミドルクラス向けの“DVDライブラリー”シリーズがある。“Enterprise DVDライブラリー”シリーズのベースとなっているのは、メディア収納枚数最大875枚、8TBまで搭載可能な『D875』。サイドにウィングと呼ぶメディア収納スペースを拡張することによってメディア枚数最大1525枚(15TB)から2175枚(20TB)まで拡張が可能だ。通常であれば拡張のためにサーバーを用意しなければならないが、占有面積約1m2という省スペースを維持しながら、イニシャルコストをかけずに拡張できるというメリットがある。また、デュアルピッカーと呼ぶメディア交換のシステムを搭載することで、2枚のメディアを同時に移動、搬送の待ち時間を短縮している。ドライブは松下製のマルチドライブでDVD-RAM/-R/-RW/-ROM/CD-R/-RW/CD-ROMの各メディアに対応する。ブース正面には『D875』をベースに、ウィングを両サイドに拡張した『D2175』を展示。メディアは最大2175枚、最大20TBまでの容量に対応している。“Enterprise DVDライブラリー”は今年の3月から出荷を開始したばかりの製品だが、すでに、ナムコほか金融機関にも導入実績を持っている。



※お詫びと訂正:当初掲載していた記事におきまして社名と製品情報に誤りがありましたので掲載記事のように訂正をいたしました。

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