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アイコム、IEEE 802.11a/gの同時通信に対応した無線LANアクセスポイント『AP-5100』を発売

2003年07月08日 23時04分更新

文● 編集部

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アイコム(株)は8日、5.2GHz帯と2.4GHz帯の54Mbps無線LANの同時利用が可能な無線LANアクセスポイント『AP-5100』を31日に発売すると発表した。価格はオープン。

『AP-5100』
『AP-5100』

『AP-5100』は、IEEE 802.11a/b/gの3種類の無線LAN規格に対応しており、IEEE 802.11aとIEEE 802.11gの同時接続に対応したのが特徴。暗号化セキュリティー機能は、128bitの“OCB AES(Offset CodeBook - Advanced Encryption Standard)”と、152bit/128bit/64bit WEPをサポートするほか、IEEE 802.1x/EAPにも対応(Windows XPのみ)。通常の経路に障害が発生した場合に迂回経路を確保するスパニングツリー機能や、IEEE 802.11b/gの混在による速度低下を回避するために11Mbpsより54Mbpsの通信を優先する機能“11g保護機能”を搭載する。アクセスポイント間無線通信(最大6台、54Mbps)にも対応。外部(WAN)からのPINGに応答しないステルス機能(PING拒否)や、VPNパススルー(PPTP)機能も搭載する。MACアドレス登録数は最大256。各種設定はウェブブラウザーやTELNETで行なえる。

LANインターフェースは10/100BASE-TX×1を装備する。電源はDC7.5Vで、ACアダプターが付属(消費電力は1.2A以下)。Ethernet電源供給システムの受電部を内蔵しており、オプションのEthernet電源供給ユニット『SA-2A』を利用すればEthernet給電も可能。本体サイズは幅230×奥行き167×高さ38mm、重量は約780g。アンテナはデュアルバンド対応のダイバーシティーアンテナを搭載する。ファームウェア更新用の専用ユーティリティーソフトが付属する(対応OSはWindows XP/98 SE/98/Me/2000)。

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