(株)野村総合研究所は8日、オープンソースに関連したマニュアル、利用ガイドなどを無償で公開すると発表した。
同社は2002年までに、社内のR&Dプロジェクトなどで各種のオープンソースツールを評価し、その中で『eclipse』『CVS』など、評価の高かったツールの日本語の利用ガイドを作成してきた。同時に、J2EE開発フレームワークである同社製品『オブジェクトワークス』とこれらのツールを連携させたシステム開発を進めている。『eclipse』については、Java開発におけるオープンソースツールとして、機能面での評価が高いにもかかわらず、国内での利用が限られていた。同社では『eclipse』関連などの社内向けドキュメントを順次公開していくとしている。
『eclipse 2.1 利用ガイド』(Tomcat4.x 編) | 『eclipse 2.1 設定・操作Tips集』 | |
『eclipse 2.1 オブジェクトワークスアプリ開発ガイド』(Tomcat4.x 編) | 『Ant on eclipse 利用ガイド』 |
今回、公開するのは、『eclipse』を使ってウェブアプリケーションを開発するための一般的な利用ガイド&ノウハウ集と、『オブジェクトワークス』と『eclipse』を連携して使うための利用ガイド。前者は一般の開発者向けで、後者は『オブジェクトワークス』を購入した開発者向け。これらのドキュメントは、同社の『オブジェクトワークス』のサイトよりダウンロードできる。