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エンテラシス、オールインワンルーター『XSR-3000』など2シリーズを発売

2003年07月08日 19時41分更新

文● 編集部

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エンテラシス・ネットワークス(株)は8日、オールインワンルーターの新製品として、『XSR-3000』シリーズと『XSR-4000』シリーズを同日付けで発売すると発表した。販売は代理店を通じて行なう。価格は127万円から。

『XSR-3150』
『XSR-3150』

同製品は、WAN、VPN、ファイアーウォールなどを統合した、大規模な支店、営業や企業のデータセンターなどを対象としたルーター。QoS機能、ポリシールーティング機能を搭載する。標準MIB(Management Information Base)に対応しており、日本ヒューレット・パッカード(株)の“HP OpenView”などの標準MIBに対応したネットワーク管理システムや、同社の“NetSight ATLAS”をサポートしており、リモートでの一元管理が可能となるという。セキュリティーオプションもすべてリモートからアップグレードできる。

『XSR-3020』は200kpps(1秒間に処理可能なパケット数)のIPルーティングのスループットを持ち、VPNトンネル数は1000までサポートする。VPNスループットは100Mbps。インターフェースは10/100/1000BASE-T×3のほか、NIM(ネットワークインタフェースモジュール)スロット×2を搭載しており、T3/E3×2ポートに対応する。Mini GBICを利用すれば光ファイバー(Gigabit Ethernet)にもオプションで対応可能。『XSR-3150』はVPNアクセラレーターを内蔵し、400kppsのIPルーティング性能と3000のVPNトンネルをサポートする。VPNスループットは300Mbps。最大2ポートのT3/E3、または8ポートのT1/E1に対応。『XSR-3250』は、6個のNIMスロットを装備し、最大6ポートのT3、または24ポートのT1に対応する。最上位モデルの『XSR-4100』は500kppsのIPルーティング性能を持ち、5000のVPNトンネルをサポートする。最大14ポートのT3、または56ポートのT1に対応する。『XSR-3150』『XSR-3250』『XSR-4100』は冗長電源も含まれる。

本体サイズと重量は、『XSR-3020』が幅429×奥行き533×高さ42mmで7.8kg、『XSR-3150』が幅429×奥行き533×高さ42mmで9.1kg、『XSR-3250』が幅432×奥行き533×高さ64mmで13.2kg、『XSR-4100』が幅444×奥行き535×高さ52mmで17.3kg。

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