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日本IBM、ネットワーク環境を自動認識するモバイルゲートウェイ『IBM WebSphere Everyplace Connection Manager V5』を発売

2003年07月08日 18時08分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は8日、PDAやノートパソコンなどのモバイルデバイスから企業のビジネスアプリケーションやデータへアクセスする際に、ネットワーク環境を自動的に切り替え、接続を維持するソフト『IBM WebSphere Everyplace Connection Manager V5』(WECM V5)を7月下旬に出荷すると発表した。価格は983万2000円。50ユーザー限定版の『WebSphere Everyplace Connection Manager Starter Edition V.5』は141万6000円。ともにライセンスプログラム“パスポート・アドバンテージ・エクスプレス(PAX)”を利用した場合で、1年間のバージョンアップ料金と保守料金が含まれる。

WECM V5は、パソコンやPDAなどのクライアント端末と企業の業務システムとの接続において、最適なネットワーク環境を自動的に認識(“クロス・ネットワーク・ローミング”)して接続を維持する。ホットスポットのエリア内から外へ出る場合など、ネットワーク環境が変化する場合に、自動切り替えによってユーザーが再ログインしたり、アプリケーションを開きなおしたりする必要がなくなるという。クライアント端末と企業の業務システムとの間はVPN(Virtual Private Network)を使用したセキュリティーで確保する。パケット圧縮により合計接続時間を短縮するほか、ブラウザーベースでHTTPS/SSLセッションを保持できるという。

動作環境として、サーバー側の対応OSは、AIX V5.1/5.2、Solaris 7/8、Trusted Solaris 8、Red Hat Linux 7.3/8.0、SuSE Linux 7.3/8.0/8.1。クライアント側の対応OSは、ノートパソコンがWindows 98/Me/2000/NT 4.0(SP4以上)/XP、PDAがHandheld PC 2000、Pocket PC 2002、Palm OS 3.5.x/4.x。

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