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NTT-ME、遠隔地間でコラボレーションやウェブ会議を可能にするASPサービス“TOCSR Ver5.0”を提供開始

2003年07月08日 18時15分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは8日、ウェブを利用して遠隔地間での会議やコラボレーション業務を実現するASPサービス“TOCSR(トクスル)”の新バージョン“TOCSR Ver5.0”を10日に提供開始すると発表した。

“TOCSR”は、企業等の遠隔地間の会議を支援するASPサービスで、ウェブ会議として必要な基本機能を備えた“スタンダード”コースと、映像ストリーミングや会議のレコーディング等の機能を追加した“プロ”コースの2種類が用意される。

画面例
TOCSRの画面例

今回発表したバージョンでは、米WebEx Communications社が開発した通信技術“メディアトーン(MediaTone)”を用いて、複数メディアの配信、およびさまざまな端末/プラットフォーム間でのウェブコミュニケーションが可能となった。同技術の特徴であるUCFフォーマット(Universal Communications Format)の利用により、Microsoft PowerPoint等を用いたプレゼンテーションにおけるリッチメディアの共有が可能という。

さらに、複数のドキュメントを共有でき、プレゼンターは、コンテンツビューアーに複数のドキュメントやプレゼンテーション資料を開き、該当するタブをクリックして、表示を切り替えることが可能。また、Microsoft Outlookを利用して、会議のスケジューリング、会議の開催や開始時間の連絡、会議への参加申請などを行なえる。

利用イメージ
利用イメージ

そのほか、“どこでもアクセス(Access Anywhere)”機能により、外出先や自宅のパソコンから会社等の特定のパソコンに接続し、他のパソコンとの会議や共同作業が可能。また、今回よりLinuxおよびPalm版のミーティングマネージャーソフトに対応する。

利用料金は、定額課金制と従量課金制の2種類が用意される。定額課金制は、初期費用が19万5000円、ウェブ会議利用料が月額1万6600円、インターネット電話利用料が1分5円。従量課金制は、初期費用が1万円、ウェブ会議利用料が1分38円、インターネット電話利用料が1分5円。

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