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キヤノン、シャープ、ソニー、日本ビクターの4社、家庭向けデジタルハイビジョン映像規格“HDV(仮称)規格”の基本仕様を策定

2003年07月04日 18時36分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とシャープ(株)、ソニー(株)、日本ビクター(株)の4社は4日、“DV規格”対応のカセットテープでデジタルハイディフィニション(HD)映像の記録再生が行なえる“HDV(エイチディーブイ)(仮称)規格”の基本仕様を策定したと発表した。同規格の正式版は9月ごろに確定する予定という。

“HDV規格”は、民生用デジタルVCR規格“DV規格”をベースとし、MPEG-2で圧縮されたHD信号のデータ記録仕様を新たに定めたHD VCR規格。“DV規格”と同じカセットやテープスピード、トラックピッチを採用しているため、ドラムやカセットコンパートメントなどの主要メカニズムは、DV規格のものをそのまま利用できる。エラー訂正機能については、DV規格のSD仕様で使われているトラック内のみのエラー訂正方式から、複数のトラック間の訂正方式に変更され、ドロップアウトなどによるデータの欠落への耐性を向上させている。また、サーチなどの特殊再生などに利用する専用データもテープ上に記録するという。

走査線数720本×水平画素数1280画素の720p(60p/30p/50p/25p)方式(プログレッシブ方式)と、走査線数1080本×水平画素数1440画素の1080i(60i/50i)方式(インターレース方式)に対応する。映像データについては、アスペクト比が16:9、量子化ビット数が輝度/色差共に8bit、圧縮方式はMPEG-2 Videoで、圧縮後のビットレートは720p方式が約19Mbps、1080i方式が約25Mbps。音声データについては、サンプリング周波数が48kHz、量子化ビット数が16bit、圧縮方式はMPEG-1 Audio LayerIIで、圧縮後のビットレートは384kbps。ストリームタイプは720p方式が“Transport Stream”、1080i方式が“Packetized Elementary Stream”。インターフェースはIEEE 1394。

“HDV規格”のうち720p方式については、日本ビクターが3月に発売したデジタルハイビジョンビデオカメラ『GR-HD1』に採用されている方式と同じという。

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