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デル、『Windows Server 2003』プレインストールモデルの販売を開始

2003年07月04日 17時38分更新

文● 編集部

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デルコンピュータ(株)は4日、同社のサーバー『PowerEdge(パワーエッジ)』シリーズの主要機種に『Windows Server 2003』をプレインストールしたモデルの販売を18日付けで開始すると発表した。『Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition』搭載モデルの最小構成価格は以下の通り。

『Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition』搭載モデル最小構成価格表
製品名 最小構成価格
PowerEdge 600SC 14万9800円
PowerEdge 1600SC(SCSIモデル) 26万4800円
PowerEdge 1600SC(IDEモデル) 22万4800円
PowerEdge 1655MC 68万4000円
PowerEdge 650 26万4000円
PowerEdge 1650 33万3000円
PowerEdge 2600 38万3000円
PowerEdge 2650 39万3000円
PowerEdge 4600 70万1000円
PowerEdge 6600 141万2000円
PowerEdge 6650 139万2000円

なお、PowerEdge 1600SC、1650、2600、2650、4600、6600、6650は『Windows Server 2003, Enterprise Edition』にも対応し、PowerEdge 1655MC、1650、2650については『Windows Server 2003, Web Edition』にも対応

PowerEdge 1600SC『PowerEdge 1600SC』

同社は、これらの『Windows Server 2003』搭載モデルを、メインフレームやUNIXサーバーといったレガシーシステムに対する代替ソリューションとして拡販していくという。現在Windows NT 4.0 Serverを利用しているユーザーに対しては、『Windows Server 2003』環境への移行を支援するマイグレーションプログラムを実施する。

併せて、イーエムシー ジャパン(株)、マイクロソフト(株)と共同で、『Windows Server 2003』に対応したメッセージング&コラボレーションサーバー『Microsoft Exchange Server 2003』について、最適な構成を提供する検証と、中規模以上の新規顧客をターゲットとしたプロモーションを開始すると発表した。

3社は共同で、デルのサーバー『PowerEdge』、ストレージ製品『Dell│EMC』をハードウェアプラットフォームとして、『Windows Server 2003』と『Microsoft Exchange Server 2003』を搭載するシステムに関して検証作業を行なう。検証内容は、中規模から5000以上のユーザーを抱える大規模システムまでを想定した、サーバー/ストレージ/ネットワークスイッチを組み合わせたサイジング検証、中規模システムを想定した2ノードフェイルオーバークラスターから大規模システムを想定した8ノードフェイルオーバークラスターまでの高信頼性システム構築と運用手順の確立、『Windows Server 2003』のVSS(Volume Shadow Copy Service)対応のスナップショットバックアップ機能を利用したメールボックスストレージのポイントインタイムソリューションの検証ならびに運用手順の確立だという。

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