デルコンピュータ(株)は4日、同社のサーバー『PowerEdge(パワーエッジ)』シリーズの主要機種に『Windows Server 2003』をプレインストールしたモデルの販売を18日付けで開始すると発表した。『Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition』搭載モデルの最小構成価格は以下の通り。
製品名 | 最小構成価格 |
---|---|
PowerEdge 600SC | 14万9800円 |
PowerEdge 1600SC(SCSIモデル) | 26万4800円 |
PowerEdge 1600SC(IDEモデル) | 22万4800円 |
PowerEdge 1655MC | 68万4000円 |
PowerEdge 650 | 26万4000円 |
PowerEdge 1650 | 33万3000円 |
PowerEdge 2600 | 38万3000円 |
PowerEdge 2650 | 39万3000円 |
PowerEdge 4600 | 70万1000円 |
PowerEdge 6600 | 141万2000円 |
PowerEdge 6650 | 139万2000円 |
なお、PowerEdge 1600SC、1650、2600、2650、4600、6600、6650は『Windows Server 2003, Enterprise Edition』にも対応し、PowerEdge 1655MC、1650、2650については『Windows Server 2003, Web Edition』にも対応
『PowerEdge 1600SC』 |
同社は、これらの『Windows Server 2003』搭載モデルを、メインフレームやUNIXサーバーといったレガシーシステムに対する代替ソリューションとして拡販していくという。現在Windows NT 4.0 Serverを利用しているユーザーに対しては、『Windows Server 2003』環境への移行を支援するマイグレーションプログラムを実施する。
併せて、イーエムシー ジャパン(株)、マイクロソフト(株)と共同で、『Windows Server 2003』に対応したメッセージング&コラボレーションサーバー『Microsoft Exchange Server 2003』について、最適な構成を提供する検証と、中規模以上の新規顧客をターゲットとしたプロモーションを開始すると発表した。
3社は共同で、デルのサーバー『PowerEdge』、ストレージ製品『Dell│EMC』をハードウェアプラットフォームとして、『Windows Server 2003』と『Microsoft Exchange Server 2003』を搭載するシステムに関して検証作業を行なう。検証内容は、中規模から5000以上のユーザーを抱える大規模システムまでを想定した、サーバー/ストレージ/ネットワークスイッチを組み合わせたサイジング検証、中規模システムを想定した2ノードフェイルオーバークラスターから大規模システムを想定した8ノードフェイルオーバークラスターまでの高信頼性システム構築と運用手順の確立、『Windows Server 2003』のVSS(Volume Shadow Copy Service)対応のスナップショットバックアップ機能を利用したメールボックスストレージのポイントインタイムソリューションの検証ならびに運用手順の確立だという。