トリップワイヤ・ジャパン(株)は、イー・スリー・ネットワークス(株)のブースで、サーバー内にあるファイルの変更を監視するソフトウェア『Tripwire for Servers』、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器の設定ファイル変更監視ツール『Tripwire for Network Devices』、監視コンソール『Tripwire Manager』のデモを行なっていた。
イー・スリー・ネットワークス(株)のブースで行なわれていたトリップワイヤ・ジャパン製品のデモのようす |
『Tripwire for Servers』は、正常な状態のファイルのハッシュ値(各ファイルをもとに生成する、各ファイルに固有の固定長の整数列)などの情報を保存しておき、定期的に指定したファイルのハッシュ値を生成、正常な状態のハッシュ値と比較することで、ファイルに変更が加えられたかどうかをチェックするという製品。Windows、UNIX、Linuxなどに対応している。『Tripwire for Network Devices』は、ネットワーク機器の正しい設定情報を保存しておき、定期的に比較することで、変更を監視する製品。いずれも設定や管理は『Tripwire Manager』を利用して行なう。
トリップワイヤ・ジャパン テクニカル ディレクターの永谷剛一氏によれば、「お客様によっては、Windowsのハードウェアレジストリーにハードウェア情報が書き込まれるのを利用してCPUやメモリーの管理に利用されているところもあります。シンプルなツールなので、いろいろな使い方があります」という。
トリップワイヤ・ジャパン テクニカル ディレクターの永谷剛一氏 |
なお、同社は新製品『Tripwire for Servers 4.0』などを紹介するセキュリティセミナー“100%はありえない─本当のリスクマネジメント”を15日に開催する。参加費は無料で、申し込みは同社ウェブサイトを通じて行なう。