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日本HP、テープストレージの全プラットフォーム対応で“オープンコネクト戦略”を発表

2003年07月03日 21時33分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカードは3日、同社のテープストレージ製品の全プラットフォーム対応を目指す“オープンコネクト戦略”を発表した。併せて、第2世代のUltriumドライブ『Ultrium 460ドライブ』を搭載したテープオートローダー『HP StorageWorks SSL1016 Ultrium 460 オートローダ』(SSL1016)の出荷を7月中旬に開始する。価格は186万円。

“オープンコネクト戦略”では、テープストレージ製品と同社製/他社製ハードウェアとの接続を同社が検証し、動作保証された製品をサポートしている環境をウェブで公開する。最新の検証結果などはサポートセンターに電話で問い合わせることもできるという。また、戦略を推進するため、第5世代DDS(Digital Data Storage)テクノロジー対応テープドライブ『HP StorageWorks DAT72 テープドライブ』の“容量アップ応援キャンペーン”を期間限定で実施するほか、新たに発売する『HP StorageWorks SSL1016 Ultrium 460 オートローダ』を含む関連製品の無償貸し出しも行なう。キャンペーン価格は『DAT72』が11万2000円から(希望小売価格の20%割り引き)。

DAT72の製品画像“容量アップ応援キャンペーン”で販売される『HP StorageWorks DAT72 テープドライブ』

『SSL1016』は、カートリッジあたり400GB(2:1圧縮時)の容量を持つUltrium 2メディアに対応した『Ultrium 460ドライブ』を1基と、8個のカートリッジを格納できるマガジンを2個搭載した2Uラックマウントサイズのテープオートローダー。バックアップ容量は3.2TB(非圧縮時)/6.4TB(2:1圧縮時)、最大転送速度は非圧縮時で毎秒30MB、2:1圧縮時で毎秒60MB。インターフェースはUltra3 SCSI(68ピンVHDICコネクター)を採用する。本体サイズは幅44.96×奥行き75.46×高さ8.89cmで、重さは22.73kg(メディアなし)。電源はAC110~120VAC/220~240Vで、消費電力は最大80W。

SSL1016の製品画像“『HP StorageWorks SSL1016 Ultrium 460 オートローダ』

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