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NEC、“LTO Ultrium 2”に対応した磁気テープバックアップ装置のOEM販売を開始

2003年07月03日 20時24分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は3日、最新のテープ標準規格“LTO Ultrium 2(ウルトリウム ツー)”に対応したテープドライブを搭載した磁気テープバックアップ装置『Compact Autoloader (LTO2)』(コンパクト・オートローダ エルテーオー ツー)を製品化し、同日付けでOEM向けの販売活動を開始すると発表した。サンプル価格は210万円、出荷開始は31日の予定。

『Compact Autoloader(LTO2)』
『Compact Autoloader(LTO2)』

『Compact Autoloader(LTO2)』は、同等クラスの磁気テープバックアップ装置では国産初というLTO Ultrium 2テープドライブ搭載装置。最大10巻のカートリッジを搭載でき、最大データ容量は、2倍圧縮時で4TB、非圧縮時で2TB。最大データ転送速度は、2倍圧縮時で毎秒70MB、非圧縮時で毎秒35MB。防塵フィルターを装備しているため、ほこりの多い使用環境にもおいても、データの読み書きエラーを抑止できるという。インターフェースはUltra160 SCSI(LVD)。対応OSは、Windows 2000、Windows Server 2003、Solaris、HP-UX、AIX、Linux。対応バックアップソフトはコンピュータ・アソシエイツ(株)の『BrightStor ARCserve』、ベリタスソフトウェア(株)の『Backup Exec』『NetBackup』、レガートシステムズ(株)の『NetWorker』、バックボーン・ソフトウエア(株)の『NetVault』。筐体には高さ4U(178mm)で標準ラックに2台並列実装が可能なものを採用しており、本体サイズは幅223×奥行き599×高さ178mm(4U)、防塵フィルターを含む場合の奥行きは696mmで、重量は18kg以下。

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