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Netscape 7.1が国際化ドメイン名を標準準拠でサポート

2003年07月02日 00時00分更新

文● 編集部

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米ネットスケープ・コミュニケーションズ(Netscape Communications)は米国時間の6月30日、ウェブブラウザーの最新版となる『Netscape 7.1』を発表した。現在、日本語版についてはWindows版のみがダウンロードできるが、Mac OS X、Mac OS Classic(OS 8&9)、Linux版についても近々追加される予定。

Netscape 7.1は、世界的な流れとなっている国際化ドメイン名(IDN)を標準準拠でサポートし、不要なメールを仕分けるジャンクメールコントロール機能や特別のタグをページに埋め込むことによってウェブページを編集可能にする“designMode機能”などを追加したのが特徴。

ページに入りきらないイメージの大きさを自動調整したり、検索ダイアログを通さずにページ上に文字を入力してページ内を検索できたりする新機能のほか、安定性の向上やパフォーマンス、スタートアップの高速化、ポップアップウィンドウのブロックといった機能面の向上なども行なわれている。

国際化ドメイン名(IDN)は、ウェブの大多数を占める非アスキー文字圏でここ数年望まれていた機能。日本語JPドメイン名は、「アスキー.jp」のようにIDNの技術に基づいて日本語で使われる文字(漢字や仮名)を使用して表現されるドメイン名で、JPRSによって10日から新しい標準に基づいたサービスが実施される予定。

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