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日本オラクル、東京本社に“OracleDirect 東京センター”を開設

2003年07月01日 18時29分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)は1日、同社東京本社内にインターネットと電話による営業拠点“OracleDirect 東京センター”を開設したことを発表し、東京本社で記者説明会を行なった。

“OracleDirect 東京センター”のエントランス
“OracleDirect 東京センター”のエントランス。左側の世界地図は、世界各地の拠点と結びついているというイメージを表わしている

“OracleDirect”は、米オラクル社のインターネットや電話による営業拠点で、米国のシアトルとサンフランシスコ、英国のダブリン、インドのバンガロール、オーストラリアのシドニーに設置されている。日本オラクルは、2002年6月に15人体制の“iセールス本部”をシドニーに設置し、オンライン営業を開始している。シドニーに設置されたのは、当時すでに“OracleDirect”の拠点が開設されていたこと、日本との時差が少なかったことが理由だという。今年1月からは“iセールス本部”を“OracleDirect”に改名して本格的な営業を開始しており、すでに3000件の案件に対応し、1000件の導入実績を持つという。

新たに設置された“OracleDirect 東京センター”は、技術者、技術営業スタッフなど約60名が製品や技術の説明、提案、デモンストレーション、見積もりなどを行なう営業拠点。通常のコールセンターと異なり、技術者が直接顧客に対応するため、製品に関する詳細な質問への対応やシステムの提案を直接行なえるのが特徴だ。顧客は同社ウェブサイトの問い合わせ窓口“コンシェルジェ”やフリーダイヤル、メール、ファクスで問い合わせを行なう。センターの電話受け付け時間は9時~18時まで(12時~13時を除く)で、“コンシェルジェ”やメール、ファクスによる問い合わせは24時間受け付け可能だ。

“OracleDirect 東京センター”に設置されている“iStudio”。ガラス張りのブース内には電話とネットワーク回線が用意されており、ネットワーク越しに顧客にプレゼンテーションを行なうことができる。通常の作業空間と分けているのは、緊張感を保ち集中するためだそうだ
“OracleDirect 東京センター”に設置されている“iStudio”。ガラス張りのブース内には電話とネットワーク回線が用意されており、ネットワーク経由で顧客にプレゼンテーションを行なうことができる。通常の作業空間と分けているのは、緊張感を保ち集中するためだそうだ

“OracleDirect 東京センター”では、問い合わせ内容やアクセスログ、回答や結果をデータベース『Oracle9i Database』に保存し、顧客管理ツール『Oracle CRM』で管理する。これにより、次回の問い合わせに適切な対応が可能になるほか、市場ニーズの分析が可能になるという。なお、製品の販売は従来通り同社の販売パートナーを通じて行なうことになる。

営業支援ツール『Web Diagrammer』。顧客のパソコンに同じ画面を表示しながら、システムを提案するためのツールだ CRMツール『Oracle CRM』のフロントエンド。顧客の名前やこれまでの問い合わせ履歴、購買履歴などを参照できる
営業支援ツール“Web Diagrammer”。顧客のパソコンに同じ画面を表示しながら、システムを提案するためのツールだCRMツール『Oracle CRM』のフロントエンド。顧客の名前やこれまでの問い合わせ履歴、購買履歴などを参照できる

記者説明会で最初に挨拶した、日本オラクル 執行役員 クロスインダストリー本部長の桑原宏昭氏は、2004会計年度には“OracleDirect 東京センター”の人員強化と事業規模拡大に加え、同社のコミュニケーションチャネルとして認知されることを目指すという“拡大と定着”がテーマであると語った。

日本オラクル 執行役員 クロスインダストリー本部長の桑原宏昭氏
日本オラクル(株) 執行役員 クロスインダストリー本部長の桑原宏昭氏

また、“OracleDirect 東京センター”の直接の担当者である、同社クロスインダストリー本部 OracleDirect ディレクターの藤本寛氏は、2003会計年度までの“OracleDirect”の活動について、営業プロセスの確立や顧客満足度が95%と非常に高いことなどを評価する一方、最初の問い合わせに対する回答レベルが一定でなかったことや、顧客情報の総合管理が不十分であったことなどが課題であると指摘。営業担当者を支援するシステムやCRMシステムなどを強化し、来年5月までに100人体制に増強し、100億円の事業規模を目指すことを明らかにした。

日本オラクル クロスインダストリー本部 OracleDirect ディレクターの藤本寛氏
日本オラクル クロスインダストリー本部 OracleDirect ディレクターの藤本寛氏
“OracleDirect”の営業フロー。顧客からの問い合わせはすべて“OracleDirect”で受け、案件セールスを規模に応じて割り振り、実際の契約はパートナーと行なう形になる “OracleDirect 東京センター”の体制。技術者や技術営業が営業活動を行ない、CRMツールやプレゼンテーションツールで支援する。担当者は顧客データをデータベースに登録し、今後の営業活動に活用する
“OracleDirect”の営業フロー。顧客からの問い合わせはすべて“OracleDirect”で受け、案件セールスを規模に応じて割り振り、実際の契約はパートナーと行なう形になる“OracleDirect 東京センター”の体制。技術者や技術営業が営業活動を行ない、CRMツールやプレゼンテーションツールで支援する。担当者は顧客データをデータベースに登録し、今後の営業活動に活用する

藤本氏に導入後サポートとの連携についてたずねたところ、「導入後サポートと導入前のコンサルテーションでは必要となる情報の種類が違うため、単一の窓口で対応するのは難しい。購入後のサポートは別にサポートセンターを設けているので、そちらを利用していただくことになる」との回答を得られた。

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