日本エイ・エム・ディ(株)は30日、4Way/8Wayに対応したサーバー向けの64bitプロセッサー“AMD Opteronプロセッサ800シリーズ”と、1Wayのサーバー/ワークステーション向けプロセッサー“AMD Opteronプロセッサ100シリーズ”の2シリーズを発表した。ラインアップは、800シリーズが『AMD Opteronプロセッサ モデル840』『同 モデル842』『同 モデル844』の3製品で、100シリーズが『AMD Opteronプロセッサ モデル140』『同 モデル142』『同 モデル144』の3製品。同日付けで出荷を開始する。価格は、1000個ロット時の単価で、モデル840が9万3625円、モデル842が16万2375円、モデル844が26万8625円、モデル140が2万8625円、モデル142が5万4750円、モデル144が8万3625円。
“AMD Opteronプロセッサ” |
“AMD Opteronプロセッサ800シリーズ”は、最大8Wayのサーバーを構築できるプロセッサーで、“AMD Opteronプロセッサ100シリーズ”は1Way(シングル構成)用のプロセッサー。100シリーズは、ISP(インターネットサービスプロバイダー)やASP(アプリケーションサービスプロバイダー)向けのシングルプロセッサーのサーバーや、エンジニアリング/デジタルコンテンツ制作用のワークステーションを主なターゲットとする。動作クロック周波数は、840/140が1.4GHz、842/142が1.6GHz、844/144が1.8GHzとなる。台湾ASUSTeK Computer社が、米エヌビディア社のチップセットを搭載し、Opteron 140/142/144に対応したマザーボードの供給を7月に開始する予定という。