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トリーミングメディア・コミュニケーションズ、モバイルコンテンツプラットフォームサービス“M Suite”を提供開始

2003年06月30日 21時28分更新

文● 編集部

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(株)ストリーミングメディア・コミュニケーションズ(株)は30日、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC(株)と協業し、7月よりモバイルコンテンツプロバイダー向けにモバイルコンテンツプラットフォームサービス“M Suite(エムスイート)”を提供すると発表した。

“M Suite”サービス概要
“M Suite”サービス概要

同サービスでは、モバイルコンテンツを運用するのに適したネットワークシステムとレンタルサーバーを用いて、システム監視サービス、決済システム、サイト解析サービス、メディア変換サービスなどをコンテンツプロバイダーに提供する。アクセス分析はオプションで、(株)エーアイピーブリッジのリアルタイム解析ツール“@IP Warehouse Suite”を利用する。インデックスによると、同サービスを用いれば、コンテンツプロバイダーはシステム運用費の40%弱(同社推定値)を削減できるという。

同サービスの提供開始にあたり、ストリーミングメディアがケーブル・アンド・ワイヤレスIDCに“M Suite”のOEM供給を行ない、両社で協力して営業活動を展開する。ストリーミングメディアはケーブル・アンド・ワイヤレスIDCのデータセンター内にオペレーションセンターを設置し、7月以降は365日、24時間の運用体制をとる。9月からはヘルプデスク機能も追加する。

サービスメニューを拡充するために各種ASP事業者との協業を進め、メールマガジン/広告配信/クーポン券発行/アンケートなどのキャンペーンツールや、iモード、EZweb、J-SKY各キャリアーに対応するコンテンツフォーマット自動変換サービス“CAFEMOON C3GATE”などを順次提供する予定。基本料金は、スタンダード(サーバーに『hp ProLiant DL360』を使用)が月額12万円(初期費用15万円)、プレミアムコース(サーバーに『hp ProLiant DL380』を使用)が月額18万円(初期費用20万円)。そのほかにも、ファイヤーウォールサービス、アクセス解析サービス、障害復旧サービスなどさまざまな有料オプションが用意されている。これらのサービスを含めて、ストリーミングメディア単体では、初年度6億円の売上を目指す。なお、ストリーミングメディア・コミュニケーションズはインデックス(株)の子会社。

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