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NEC、BIGLOBEユーザー向けに有害サイトの閲覧を制限する“Webフィルタリングサービス”を開始

2003年06月26日 23時17分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は26日、インターネット総合サービス“BIGLOBE”において、個人会員を対象とした“Webフィルタリングサービス”を7月1日に開始すると発表した。月額料金は300円。8月31日まで申し込み月の料金を無料にするキャンペーン“無料お試しキャンペーン”を実施する。

『i-フィルター Avctive Edition』操作画面
『i-フィルター Avctive Edition』操作画面

同サービスでは、パソコンにデジタルアーツ(株)のウェブフィルタリングソフト『i-フィルター Avctive Edition』をインストールし、有害サイトの閲覧制限を行なう。稼働環境はCPUがPentium-200MHz以上(Pentium III-500MHz以上推奨)、対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP。同ソフトは、インターネット経由でデジタルアーツの有害コンテンツデータベースにアクセスし、自動的にデータを参照するため、常に最新のデータベースを利用できるのが特徴。制限内容のカスタマイズも行なえ、“セックス”、“暴力”、“ヌード”、“言葉・表現”、“カルト・オカルト”、“ギャンブル”の6つの基本的なカテゴリーについては、制限レベルを5段階(レベル0:OFF、レベル1:弱い、レベル2:標準、レベル3:やや強い、レベル4:強い)で設定できる。“出会い”、“ハッキング・クラッキング”など26のフィルタリングカテゴリーについても、それぞれのカテゴリーについて閲覧制限の有無を設定できるという。

デジタルアーツのデータベースとは別に、ユーザー独自の閲覧制限ページリスト(ブラックリスト)、あるいは閲覧可能ページリスト(ホワイトリスト)の登録や、インターネットを利用できる時間帯の制限、子供の年齢などに応じた閲覧制限も設定できる。Windows 2000/XPのマルチユーザー機能に対応しており、各ユーザーごとに個別のフィルタリング設定が行なえるほか(フィルタリングの解除を防ぐためのパスワード機能も搭載する)、各ユーザーが閲覧したウェブサイトの履歴や閲覧制限の状況なども把握できる。NECでは、同サービスの利用者を2003年度末までに3万人と見込んでいる。

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