(有)クラムワークスは、LinuxとWebブラウザ、メーラーなどを収録したフラッシュROMカートリッジ『Magic NC Plus for Desktop』を発売した。
『Magic NC Plus for Desktop』の外観。昨年9月に発売された『Magic NC』と見た目にはほとんど変わらない |
『Magic NC Plus for Desktop』は、昨年9月に発売された『Magic NC』の後継となる製品。4月に発売されたノートPC向けの『Magic NC Plus for Notebook』とは、フラッシュROMの容量(64MB、ユーザーエリア32MB)や、収録されるソフトウェアも同様(カーネル 2.4.20、XFree86 4.2.0+fvwm 2.4.8、mozilla 1.0.2、rdesktop 1.0.0など)の構成で、PCMCIA/CardBusネットワークカードや無線LANもサポートされている。新しい機能として、サウンド出力に対応し、『RealPlayer』などによる動画や音声のストリーミングが可能になっている。この機能は『Magic NC Plus for Notebook』でも、システムソフトウェアのアップデートを行なうことで利用可能になるという。
動作環境は以下のとおり。
- CPU……CeleronまたはPentium II以上
- メモリ……120MB以上
- グラフィックスカード……VESA BIOS 1.2準拠のグラフィックスカード
- サウンドカード……PCIサウンドカードまたはSoundBlaster 16互換ISAサウンドカード
価格はオープンプライスで、クラムワークスのWebサイトおよび同社製品取り扱い店にて販売される。クラムワークスWebサイトでの価格は1万3800円。また、秋葉原で同社製品を取り扱っているOVERTOPでは、26日に入荷する予定で、1万3600円で販売する予定だ。