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NEC、メトロ通信網向けのIPスイッチルーター『IX5503』の販売を開始

2003年06月24日 22時44分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は24日、メトロ(都市内)通信網向けのIPスイッチルーター『IX5503』の販売を同日付けで販売開始すると発表した。価格は、40km光インターフェースユニット搭載モデルが780万円から。

『IX5503』
『IX5503』

『IX5503』は、2.4Gbpsの光リングパケットインターフェースを2ポート備えた、最大スイッチ容量が16GbpsのL2/L3スイッチ。光パケットリング技術“RPR(Resilient Packet Ring)技術”を採用しており、光伝送路に障害が発生しても、“RPR”のリングプロテクション技術により、50ミリ秒以内に通信経路を確立できるのが特徴。LANインターフェースは、1000BASE-T×4ポートを装備する。リング型だけでなくリニア型のネットワーク形態にも対応している。光インターフェースユニット(40kmまたは80km)を内蔵しており、中継時には最大120kmまで伝送可能。接続ノード数は最大128台。ノード増設時にはネットワークを停止せずに、リング内のサーバーから装置情報をダウンロードしてシステムを立ち上げられる。また、マルチキャスト機能、QoS機能(帯域保証QoSパス、相対的優先QoSパス、ベストエフォートの3レベルのQoSクラスの設定が可能)も搭載する。本体サイズは幅430×奥行き430×高さ88mm、本体重量が12.5kg、消費電力は最大100W、電源は冗長構成(二重化)となっている。

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