独SuSE Linuxは、米Crayが米国エネルギー省に納入するスーパーコンピュータ“Red Storm”のOSに『SuSE Linux Enterprise Server』が採用されたと発表した。
“Red Storm”は米Sandia国立研究所とCrayが共同で開発するMPPシステム。CPUにOpteronを採用し、OSは『SuSE Linux Enterprise Server for AMD64』を採用する。
CrayとSandia国立研究所は“Red Storm”開発のため、9000万ドルの複数年契約を締結している。同システムは2004年末の稼働開始を予定しており、米軍の核兵器貯蔵シミュレーションなどに利用される予定。現行の『ASCI Red』スーパーコンピュータの約7倍の性能を持つことになるという。