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京セラ、光学3倍ズーム搭載の403万画素デジタルカメラ『KYOCERA Finecam L4』など2機種を発売

2003年06月20日 21時58分更新

文● 編集部

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京セラ(株)は20日、デジタルカメラ“KYOCERA Finecam”シリーズの新製品として、光学3倍ズームレンズと有効403万画素(総423万画素)CCDを搭載したデジタルカメラ『KYOCERA Finecam L4(ファインカム エルフォー)』と、CCDを有効322万画素(総334万画素)に変更した『KYOCERA Finecam L3(ファインカム スリー)』を7月1日に発売すると発表した。希望小売価格はFinecam 4が6万2000円、Finecam L3が4万9800円。

『KYOCERA Finecam L4』
『KYOCERA Finecam L4』

『KYOCERA Finecam L4』は、1/2.5インチ正方画素CCDを搭載し、光学3倍ズームレンズは焦点距離が5.8~17.4mm(35mm判カメラ換算で約35~105mm相当)で、F値は2.8/7.5/自動。最短撮影距離は60cm、マクロモードでは20cm(W端固定)。デジタルズームは4倍。感度はISO80/160/320/AUTO。露出補正は±2.0EV(1/3ステップ)が可能。撮影時の状況に応じてモニター用の液晶ディスプレーのコントラストを変更する“ワンタッチボタン”を装備する。このボタンはカスタム設定機能で、露出補正やホワイトバランスの選択用に割り当てることもできる。液晶ディスプレーには312×230ドットの1.6インチTFDと、特殊光学フィルムと専用の導光板を組み合わせ、屋外でも見やすくした“デイファイン液晶モニター”を採用する。視野率80%以上(3m)の実像式ズームファインダーも搭載する。

本体背面本体背面

記録解像度は静止画が最大2304×1728ドット、動画が最大320×240ドットで、記録方式は静止画がJPEG/Exif 2.2(DCF準拠、DPOF対応)、動画がAVI(Motion JPEG、320×240ドットでは1回30秒まで)。画質はファイン(F)とノーマル(N)を設定できる。撮影した画像をPDAや電子メール向けに320×240ドット/160×120ドットに変換するリサイズ機能も搭載する。記録メディアにはSDメモリーカード/マルチメディアカード(MMC)を利用する。パソコンとのインターフェースはUSBで、マスストレージクラスに対応。USB DIRECT-PRINT機能を搭載しており、対応プリンターとUSBケーブルで接続すれば直接プリントすることもできる。パソコンの対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Mac OS 8.6~9.2、Mac OS X 10.2まで。

本体サイズは幅112.5×奥行き35×高さ54.5mm、重量は約165g。金属カバーを採用し、カメラの電源に連動して全面のグリップ部分が一瞬転倒するフロントイルミネーションを搭載する。ボディーカラーは“ダークシルバー”。電源はリチウム電池のほか単3ニッケル水素蓄電池、単3形ニッケル乾電池を利用できる。リチウム電池では約160枚の静止画を撮影できる。標準セットとして、PC接続ケーブル(USBケーブル)、リチウム電池(CR-V3)、ハンドストラップ、SDメモリーカード(16MB)、アプリケーションを収録したCD-ROMが付属する。

『KYOCERA Finecam L3』
『KYOCERA Finecam L3』

『KYOCERA Finecam L3』は、Finecam L4と同じ光学3倍ズームレンズを搭載した有効322万画素デジタルカメラ。CCDが1/2.7インチになったことで、35mm判カメラ換算の焦点距離が約38~115mm相当となる。静止画の最大解像度は2048×1536ドット。デジタルズームは2倍。ボディーカラーはシルバーとなる。本体サイズなど、そのほか基本仕様などはFinecam L4と同等。

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