このページの本文へ

ACCESS、情報家電向けブラウザー『NetFront v3.1』を発表

2003年06月20日 17時21分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アクセスは20日、情報家電向けブラウザー『NetFront』の新バージョン『NetFront v3.1』を発表した。今秋から冬にかけて、各メーカーのネット家電製品に組み込まれる見込み。同製品の移植/カスタマイズをメーカー自身が行なえる“SDK開発キット”は、ITRON版、Linux/GTK+版、Linux/QtEmbedded/Qtopia版を今秋にリリースする予定。

『NetFront』は、iモード端末やテレビ、ゲーム機といったハードに制約の多い情報家電端末で、快適なブラウジングができるようにデザインされたブラウザー。CSS、DHTMLをはじめとするW3C最新推奨仕様や、モバイルインターネットの国際標準仕様“WAP2.0”に準拠している。今回発表された『NetFront v3.1』では、ウェブサイトを横スクロールバーの操作無しで閲覧できる“Smart Fit Rendering”機能や、クライアント証明書発行申請取得機能、ICカードを使ったクライアント認証機能などに対応、ブラウザーから直接デバイスの監視、制御ができる“Direct Connect”機能も搭載する。また、モバイル通信事業者やIT企業、コンテンツプロバイダーなどが参加する団体“Open Mobile Alliance”が定めた、“Digital Rights Management”(デジタルデータの著作権を保護する技術)に対応。これにより、著作権管理の基準が厳しいコンテンツのダウンロード型オンライン配信サービスが可能になるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン