(株)セルシスとマクロメディア(株)は19日、セルシスが開発したアニメーションのラスター/ベクター形式の自動変換技術について協力し、TVアニメーション素材をMacromedia Flashベクター形式に変換してデジタルコンテンツとして提供するためのワークフローの確立に向け連携していくと発表した。
セルシスのアニメーション制作ソフト『RETAS!PRO』で制作されたTVアニメーションデータの多くはラスター形式であるため、TVアニメーションをMacromedia Flashを用いたウェブコンテンツとして利用する場合、ラスター形式からベクター形式に変換する必要がある。セルシスが開発したラスター/ベクター形式変換技術を利用することで、TV放送用アニメーション素材を、インターネットや携帯電話用のコンテンツへ転用することが容易になるという。
セルシスのラスター/ベクター変換技術をベースとしたTVアニメーションのFlashデータへの自動変換システムは、20日開催の“Macromedia Flash Conference”の基調講演で紹介される。