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Chaintech初の“i875P”“i865PE”搭載マザーは付属品が盛りだくさん!

2003年06月18日 23時05分更新

文● 増田

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9CJS ZENITH パッケージは大きい
“i875P(ICH5R)”搭載の「9CJS ZENITH」どちらも付属品が多いためにパッケージは大きい

 Chaintechから、“i875P(ICH5R)”搭載の「9CJS ZENITH」と“i865PE(ICH5)”搭載の「9PJL APOGEE」とマザーボード2製品が発売された。どちらのチップセットも同社ではこれが初となる製品だが、注目すべきはその付属品の多さだ。



金色のヒートシンク
同社独自のCMR(Caintech Multimedia Riser)というスロットも1つ備えている高さが若干高くなっている
7.1チャンネル対応 Dual LAN仕様
サウンド機能にVIA製7.1チャンネル対応のものをRealtekチップによる10/100BaseとCSAによるギガビットというDual LAN仕様

 まず“i875P(ICH5R)”搭載の「9CJS ZENITH」だが、基板で目を引くのは金色のヒートシンクだ。同チップを搭載した他社製に装備されているものよりも、高さが若干高くなっている。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×4のほか、同社独自のCMR(Caintech Multimedia Riser)というスロットも1つ備えている。これには付属のIEEE1394×2やSPDIF、サウンドなどがひとつになった拡張カードを挿すようだ。またオンボードインターフェイスも特徴的で、IEEE1394のほかサウンド機能にVIA製7.1チャンネル対応のものを、イーサネット機能にはRealtek製チップによる10/100BaseとCSAによるギガビットというDual LAN仕様となっている。同社らしくあちらこちらに金色を使用しているが、ブラケット部も金色となっている。
 注目の付属品にはケーブル類のほか、先ほど触れたCaintech Multimedia Riserカード、リモコン、光出力ケーブル、CBOX3(カードリーダライタなどを装備した5インチベイ用ユニット)とそれの交換用ベゼルが2枚(黒、白)とかなり豊富だ。価格はスーパーコムサテライトで2万8950円となっている。



ブラケット部も金色 Caintech Multimedia Riserカード
あちらこちらに金色を使用しているが、ブラケット部も金色となっているCaintech Multimedia Riserカード
CBOX3 ネジ回し
カードリーダライタなどを装備した5インチベイ用ユニットCBOX3繋げると1本になるネジ回し
「9PJL APOGEE」 金色のブラケット
“i865PE(ICH5)”搭載の「9PJL APOGEE」IEEE1394とサウンド、ゲームポートがひとつになった金色のブラケット

 もうひとつの“i865PE(ICH5)”搭載の「9PJL APOGEE」はマザーとしては標準的な仕様といえるだろう。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×4でオンボードインターフェイスはIEEE1394、サウンド、10/100Baseイーサネット機能となる。なお特徴的な付属品としてCBOX2のほか、IEEE1394とサウンド、ゲームポートがひとつになった金色のブラケットなどがつく。価格はスーパーコムサテライトで1万7500円となっている。
 どちらも付属品が多いために、購入者も“買った”という実感わく満足度の高い製品といえるだろう。



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