このページの本文へ

サイボウズ、“サイボウズ Office/AG”シリーズの最新バージョン『サイボウズ Office 6』を今夏に発売

2003年06月18日 18時04分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

サイボウズ(株)は16日、中小規模向けウェブグループウェア“サイボウズ Office/AG”シリーズの最新バージョン『サイボウズ Office 6』を今夏に発売すると発表した。

同製品は、1つの操作を覚えれば、ほかの操作も自然に覚えられる新ユーザーインターフェース“Harmony(ハーモニー)”を採用したのが特徴。ある操作を行なう場合に、次の操作を示す“状況依存メニュー”も採用したという。業務の状況に合わせてユーザー単位で自由にトップページのレイアウトを変更可能な“Myデスクトップ”機能を搭載。外部のウェブサイトやイントラネット内のURLを指定して貼り込むことも可能。ユーザーごとに好みの色やパターンにデザインの変更が可能な“Myデザイン”機能のほか、スケジュールの書き込みを利用して週報や日報をテキスト出力する機能、空いている会議室とメンバーを調整するスケジュール調整支援機能などを搭載している。管理者向けには、データベースのバックアップ/リストア/最適化がワンクリックで行なえる『データ管理ツール』を搭載する。セキュリティーもSSLに対応するなど強化したという。

『サイボウズ Office 6』『サイボウズ Office 6』

同製品は、サーバーとなるパソコンにインストールし、クライアントパソコンからアクセスして利用する。対応するサーバーOSは、Windows、Linux、FreeBSD、Solarisの4種類。Windowsは、Windows NT 4.0(SP3以降)/NT Server 4.0(SP3以降)/2000 Server/2000 Professional/XP Professionalに対応する。Linuxは、x86互換CPUを搭載するパソコン上でのみ動作し、Kernel 2.2x以上(2.4xも含む)、glibc 2.1以上に対応する。FreeBSDも、x86互換CPU対応で、FreeBSD 4.xに対応。Solarisは、SPARC版でのみ動作し、Solaris 7/8に対応する。サーバーに必要な動作環境は、CPUが、Windows版/Linux版/FreeBSD版は、Pentium-300MHz以上、SolarisはUltraSPARC II-400MHz以上。メモリーは64MB以上必要、HDDの空き容量は50MB以上必要となっている。

価格は、『サイボウズ Office 6 基本セット』(スケジュール/掲示板/社内メール/メール/アドレス帳/ファイル管理/個人フォルダ機能が含まれる)が10ユーザー版で7万9800円から。マネジメントオプションとして、『サイボウズ Office 6 ワークフロー』が10ユーザー版で3万9800円から、『サイボウズ Office 6 報告書』が50ユーザー版で9万9800円から、『サイボウズ Office 6 プロジェクト』が100ユーザー版で19万8000円から、モバイルオプションとして、『サイボウズ Office 6 シンク』が1ユーザー版で9800円(1ユーザー版の場合“サイボウズ Office年間継続サービス”の対象外)から、『サイボウズ Office 6 ケータイ/ポケット』が10ユーザー版で3万9800円からとなる。旧製品からのバージョンアップの場合は、製品価格の25%~30%程度を予定している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン