(株)ジャストシステムとセンドメール(株)は17日、企業や自治体向け電子メールのリスク管理分野において協業し、ジャストシステムの電子メールによる企業情報の漏洩を防止するツール『SEQRIA Mail(セキュリアメール)』とセンドメールのインターネットメールサーバー『sendmail』やメッセージング製品『Sendmail Switch』、フィルタリング製品『Message Copier』などを組み合わせたリスク管理サービスの提供を、同日付けで開始すると発表した。
ジャストシステムの『SEQRIA Mail』は、独自のナレッジマネジメント技術“ConceptBase”により、電子メールを自動的に収集、分類、分析し、企業の機密情報や顧客情報漏えいを防ぐリスクメール検出ツール。今回、この製品とセンドメールのインターネットメールサーバー『sendmail』などを組み合わせることで、添付ファイルも含む電子メールの自動保存や保存メールの監視・分析、情報の不正流出や不適切メール送信の抑止などが、より簡単な操作で可能になるという。
両社では共同セミナーや販売キャンペーンの実施などを計画しており、初年度100システムの販売を見込んでいるという。