日本エイ・エム・ディ(株)は17日、ノートパソコン向けプロセッサーの新製品として、軽量薄型ノート向けの『低電圧版AMD Athlon XP-M(エックスピー・エム)プロセッサ2000+』『同 1900+』、デスクトップ置き換えノート向けの『モバイルAMD Athlon XP-Mプロセッサ 2800+』の3製品を発表した。即日出荷を開始する。価格は、1000個ロット時の単価で、低電圧版モバイルAthlon XP-M 2000+が1万6750円、同 1900+が1万5375円、モバイルAthlon XP-M 2800+が2万8750円。
低電圧版AMD Athlon XP-Mプロセッサ |
低電圧版AMD Athlon XP-Mプロセッサは、512KBのL2キャッシュメモリーを搭載し、266MHzのFSB(フロントサイドバス)をサポートするSocket A互換プロセッサー。Athlon XPと同様に“AMD PowerNow!テクノロジ”や“QuantiSpeedアーキテクチャ”を採用し、3DNow!プロフェッショナル命令をサポートするのが特徴。モバイルAMD Athlon XP-MはマイクロPGAパッケージを採用し、0.13μm銅配線プロセスにより、ドイツのドレスデンにあるFab 30で製造される。