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日本HP、Windows Server 2003搭載サーバーパッケージ『ProLiant Advantage Pack Neo』を発表

2003年06月16日 21時37分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は16日、“hp ProLiant(プロライアント)”ファミリーの新製品として、Windows Server 2003, Standard Editionをプレインストールした『ProLiant Advantage Pack Neo』を発表した。同時にSAN対応のブレード型IAサーバー『hp ProLiant BL20p Generation 2』にXeon-3.06GHzを搭載したモデル、エントリーモデル『hp server tc2120』の新モデル、“hp ProLiant”ファミリーの従来製品に新プロセッサーを搭載したモデル、オプション製品なども発表した。

『ProLiant ML330 Genaration 3』『ProLiant ML330 Genaration 3』

『ProLiant Advantage Pack Neo』は、販売中のタワー型サーバー『ML330 Generation 3』をベースに、Windows Server 2003, Standard Editionをプレインストールしたパッケージ。ProLiantファミリーに付属しているシステム構築ツール『SmartStart』や『Insightマネージャ7』などのハードウェア管理ツールを利用することで、スムーズにWindows Server 2003を導入できるとしている。CPUはXeon-2.40GHz、256MBのメモリー(ECC付きPC2100対応DDR SDRAM)、HDDは36.4GB(Ultra ATA)、NC7760 Gigabit Server Adapterを搭載しており、プロセッサーは最大2個、メモリーは最大4GBまで増設可能。希望小売価格は26万8000円。7月上旬出荷予定。

『ProLiant BL20p』
『ProLiant BL20p』

同時に発表したSAN対応のブレード型サーバー『ProLiant BL20p Generation 2』の新モデルは、CPUにXeon-3.06GHzを採用すると共に533MHzのFSBに対応し、従来製品に比べて処理性能が向上した。また、今回の新モデルの発表にあわせて、リモート管理機能である“内蔵Lights-Out”も強化された。同モデルの希望小売価格は53万円から、出荷予定は7月上旬。

『tc2120』『tc2120』

同社ではエントリーモデルとして位置付けられているIAサーバー『tc2120』にCeleron-2.0GHz、Pentium 4-2.66GHzなどの新CPUを搭載したモデルや、Windows 2000 Serverをプレインストールしたモデルも発表した。希望小売価格は『tc2120』が7万8000円から、出荷予定は6月中旬、Windows 2000 Serverプレインストールモデルが15万8000円から、出荷予定は6月下旬。

また、“hp ProLiant”ファミリーのラックマウント型サーバー『DL360』にXeon-3.06GHz、同じくラックマウント型サーバー『DL320』にPentium 4-2.66GHz、タワー型サーバー『ML350』にXeon-2.80GHz、とそれぞれ新CPUを搭載したモデルも発表した。希望小売価格と出荷予定は、それぞれ『DL360』が40万円、6月中旬、『DL320』が21万円、6月下旬、『ML350』が23万円から、6月下旬。

『NC6170 デュアルポート PCI-X Gigabitサーバ アダプタ 1000-SX』『NC6170 デュアルポート PCI-X Gigabitサーバ アダプタ 1000-SX』
『HP NC7170 デュアルポート PCI-X Gigabitサーバ アダプタ』『HP NC7170 デュアルポート PCI-X Gigabitサーバ アダプタ』

なお、同時に発表した『NC6170 デュアルポート PCI-X Gigabitサーバ アダプタ 1000-SX』は1000BASE-SXに対応しており、希望小売価格は15万円、6月下旬に出荷予定。『HP NC7170 デュアルポート PCI-X Gigabitサーバ アダプタ』は、1000BASE-Tに対応しており、希望小売価格は3万8000円、7月上旬に出荷予定。どちらも、PCI-Xバスに対応する。

今回、管理ソフト『HP ラック アンド パワー マネージャ v1.0』もリリースされた。同社のUPS、ラック環境モニター製品を統合的に管理するためのもので、各サーバーをローカルで管理するのではなく、単一UPS環境、複数UPS環境、リダンダントUPS環境でリモート管理するのが特徴。セキュリティーは128bitのSSLに対応する。対象OSはWindows NT Server 4.0(SP6a以降)、Windows 2000 Server(SP2以降)/Advanced Server(SP2以降)、Red Hat Linux 7.xなど。同ソフトウェアは7月上旬より同社のウェブサイトから無償ダウンロードできる。

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