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イー・アクセス、24MbpsのADSLサービスを7月に開始――秋には30Mbpsを超えるADSLサービスを開始

2003年06月16日 21時08分更新

文● 編集部

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イー・アクセス(株)は16日、ADSLサービス“ADSLプラス”において、最大速度が下り24Mbps/上り1Mbpsの次世代高速ADSLサービスの提供を7月に開始すると発表した。日本電信電話(株)の接続約款の認可などの諸手続きが完了してからの提供となる。同社では、今後、アマチュア無線との干渉問題への対応を含め、データ公表などサービス開始に向けて必要な手続きも行なうという。24Mbpsのサービス提供エリアはADSLプラスの提供エリアと同じ予定。

24Mbpsのサービスは、“G.992.1 Annex I”で標準化された、下りの周波数帯域上限を現在の1.1MHzから2.2MHzまで拡張する“ダブル・スペクトラム”技術を採用し、フレーム処理技術を“S=1/2”から“S=1/4”とすることにより、理論上の最大伝送速度を32Mbpsとするもので、エラー訂正などの冗長ビットを引いた24Mbpsが最大速度となる。

同社では、今秋、標準化手続きを前提に、下り最大速度が30Mbpsを超えるADSLサービスを導入することも発表した。サービス内容については、詳細が決まり次第発表するとしている。

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