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EMCジャパン、ネットワークストレージシステム『CLARiX CX200』の製品強化を発表

2003年06月16日 19時36分更新

文● 編集部

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イーエムシージャパン(株)は16日、ネットワークストレージシステム『CLARiX(クラリックス) CX200』の機能強化とオプションの追加を発表し、同日付けで発売すると発表した。併せて、管理ソフトウェア『Navisphere(ナビスフィア) 日本語版』も提供する。同社と代理店契約を結んでいる販売パートナーを通じて販売する。『CLARiX CX200』の価格は200万円から。『Navisphere 日本語版』の価格は公表していない。

製品画像
『CLARiX CX200』

『CLARiX CX200』は、ネットワークストレージの構築を始める企業向けのエントリーモデルとして位置付ける製品で、パリティーチェック機能やディスクスクラッビング(バックグランドでのHDDチェック機能)機能などのデータ整合性機能を持ち、同一アレイ内でのディスクバックアップ処理が行なえる技術“ATAドライブ統合テクノロジー”を搭載する。今回、ATAドライブとシングルコントローラーをオプションとして設定することで、価格を200万円からに抑えるとともに、従来機種に比べて60%の処理能力向上や、最大6TBの容量増加などの機能強化も行なったという。『CLARiX CX200』本体は、ラックマウント型DPE(Disk Processor Enclosure)とラックマウント型DAE(Disk Array Enclosure)で構成され、ラックマウント型DPEのサイズは幅4500×奥行き6038×高さ1736mm、重さは最大で63.64kg。ラックマウント型DAEのサイズは幅4500×奥行き6038×高さ1334mm、重さは最大で40kg。

『CLARiX CX200』の“シングル・コントローラ・モデル”を購入した場合、データを格納したまま、“デュアル・コントローラ・モデル”や上位モデルの『CLARiX CX400』、『CLARiX CX600』へアップグレードできるとしている。

『Navisphere 日本語版』は、“CLARiX CXシリーズ”対応の管理ソフトウェア。このソフトを導入することで、同シリーズのOS(基本ソフト)『FLARE(フレア)』や、『Access Logix(アクセス・ロジックス)』などのアプリケーションを無停止でアップグレード可能になる。

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