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エルピーダメモリ、32ビットI/Oの民生機器向け256MビットSDRAMのサンプル出荷を開始

2003年06月16日 19時20分更新

文● 編集部

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エルピーダメモリ(株)は16日、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの民生機器向けに、32ビットI/Oの256MビットSDRAM『EDS2532AA』など4品種のサンプル出荷を開始したと発表した。量産開始は9月の予定。

『EDS2532CA』
『EDS2532CA』

今回出荷を開始した製品は、JEDEC準拠の“EDS2532”シリーズ(4Kロウアドレス)と、動作時の消費電流を20%低減した“EDS2732”シリーズ(8Kロウアドレス)。同製品は、×16ビット構成の128MビットSDRAMを2個した搭載製品に比べ、消費電力が約1/2で、セルフリフレッシュ電流(Idd6)が3mA(ローパワー品では1mA)となるのが特徴。2Mワード×32ビット×4バンクの構成で、製造には0.11μmのCMOSプロセスを利用する。パッケージにはサイズが幅13.0×奥行き8.0×高さ1.1mmの90ボールFBGA(Fine pitch Ball Grid Array)を採用し、マルチチップパッケージ(MCP)にも対応できるように、チップ周辺にボンディングパッドを配置したエッジパッドを採用。クロック周波数は166MHz(電源電圧は3.3V、CL=3)、133MHz(同2.5V、CL=3)。ラインアップは、4Kロウアドレスでクロック周波数が166MHzの『EDS2532AA』(3.3V) 、133MHzの『EDS2532CA』(2.5V)、8Kロウアドレスでクロック周波数が166MHzの『EDS2732AA』(3.3V)、133MHzの『EDS2732CA』(2.5V)など。

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