プラネックスから、IEEE802.11gに対応した無線ブロードバンドルータ「BLW-04G」が発売された。同時に、同じくIEEE802.11gに対応した無線LANPCカード「GW-NS54G」をセットにした「BLW-04G-PK」も発売されている。IEEE802.11gは、現在の主流であるIEEE802.11bと同じ2.4GHzの周波数帯を使用しつつ、最大伝送速度を54Mbps(IEEE802.11bは11Mbps)とした高速無線LAN規格だ。
こちらはPCカードセット製品。単品製品は早くも完売に |
現在もIEEE802.11gはドラフト仕様となっており正式な承認には至っていないが、ファームウェアのアップグレードにより新しい仕様にも対応可能との事。プラネックスのウェブサイトによれば、SmartBitsによるWAN-有線LAN間の測定値は38Mbps、FTPによるスループット測定値は26Mbps。インターフェイスはSuperOPT90と同じく10Base-T/100Base-TX×1、LAN側に10Base-T/100base-TX×4。無線LANの通信距離は遮蔽物の無い見通し距離として最大300m。DHCPサーバ/クライアント機能、バーチャルコンピュータ(DMZホスト)機能、ローカルサーバ機能、VPNパススルー機能、NAT/IPマスカレード機能などを備えるほか、「BLW-04G-PK」にはパーソナルファイアウォールソフト「ZoneAlarm Pro3」が同梱。
価格はフェイスで「BLW-04G」が1万2970円、「BLW-04G-PK」が1万7970円。ただし14日現在同店では「BLW-04G」は完売となっている。
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