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東芝、DVD Multiドライブ搭載のHDD&DVDビデオレコーダー『RD-XS31』を発売

2003年06月16日 16時25分更新

文● 編集部 内田泰仁

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(株)東芝は16日、HDDとDVD Multiドライブを内蔵したビデオレコーダー『RD-XS31』を7月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は11万円前後。

『RD-XS31』

内蔵HDDは80GBで、最長録画時間は約104時間(マニュアルモード時)。DVD-Multiドライブを搭載したことにより、DVD-RAM、DVD-R、DVD-RWへの録画が可能となっている。DVDメディアへの録画方式は、DVD-RAMがVRフォーマット、DVD-RおよびDVD-RWがDVD-Videoフォーマット。2002年10月に発表された『RD-XS40』と同じく10/100BASE-TXのLANポートを搭載し、パソコンやネットワークを利用した“ネットdeナビ”機能を搭載する。“ネットdeナビ”機能では、

  • インターネット上のiEPG情報サイトを通じた録画予約や番組名の自動取得
  • パソコンまたは携帯電話のメールによる録画予約
  • パソコンのキーボードを利用した文字入力
  • デジタルカメラの画像やパソコンで作成したメニューをDVD-Rのメニュー画像に設定
  • パソコンのキーボードをリモコン代わりに利用する“ネットリモコン”

といった機能を持つ。

また、2カ月先、32番組の録画予約、録画した番組ごとにサムネイル画像入りのタイトル一覧やチャプター一覧を表示する“見るナビ”機能、チャプター作成やプレイリストの編集機能、38段階の画質と3段階の音質を持つ録画品質設定なども持つ。

DVD-MultiドライブとHDDを利用したダビング機能としては、

  • DVD-Rの内容をHDDにダビングする“ラインUダビング”
  • 好きなシーンだけをHDDからDVDにダビングする“チャプター高速ダビング”
  • 不要シーンをカットし、必要なシーンだけを集めてDVDにダビングする“プレイリスト高速ダビング”
  • 複数のメディアに散らばったタイトルを1枚のメディアに再編集する“双方向高速ダビング”
  • 不連続なチャプター境界部分をフレーム精度で結合する“レート変換ダビング”

などを備える。

入出力端子は、Sビデオ入力×3、コンポジットビデオ入力×3、アナログ音声入力×3、D1出力×1、コンポーネント映像出力×1、Sビデオ出力×2、コンポジットビデオ出力×2、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×2。本体サイズは幅430×奥行き357×高さ78mm、重量5.5kg。

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