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中部テレコミュニケーション、5GHz帯無線システムを利用したインターネット接続サービスの試験サービスを開始

2003年06月12日 16時47分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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中部テレコミュニケーション(株)は12日、5GHz帯無線システムを利用した家庭用ブロードバンドインターネット接続サービス“BroadDive(ブロードダイブ)”の試験サービスを23日に開始すると発表した。

イメージ図
“BroadDive”のイメージ図

BroadDiveは、電話線を利用せず、同社が有する光ファイバーネットワークと無線リンク速度最大54Mbpsの5GHz帯無線システム(IEEE802.11a準拠)を利用したブロードバンドインターネット接続サービス。同社は4日付けで東海総合通信局より実用局免許の交付を受けており、同サービスにおいても免許制の5GHz帯無線を利用する。

提供されるサービス内容は、インターネット接続サービスおよびウイルスチェック機能付きのメールサービス。試験サービス期間は23日から今秋まで。サービス提供エリアは愛知県瀬戸市北山町付近。同社は、試験サービス期間中にマーケットリサーチや、実用形態でのさまざまな検証を行ない、今秋以降に本格サービス(月額料金5000円未満の予定)の開始を目指すとしている。

なお同社は、試験サービスの開始に伴い、本日よりモニター100世帯を募集する。先着順で、申し込み条件は、サービス提供エリアに住んでおり、期間中モニターアンケートに協力することと継続してBroadDiveを利用することとなっている。モニター費用は宅内工事費4950円。そのほか、モニター特典として、本格サービス移行時の初期費用と月額利用料2ヵ月分が無料になるという。申し込みはBroadDiveホームページおよびフリーコール(0800-1234-555)で受け付ける。

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