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日本TI、IEEE 1394b デバイス製品『TSB41BA3』『TSB17BA1』を発表

2003年06月11日 18時20分更新

文● 編集部

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日本テキサス・インスツルメンツ(株)は11日、パソコンやコンシューマー機器などを“IEEE 1394b”ネットワーク対応にするIC『TSB41BA3』『TSB17BA1』を発表した。

IEEE 1394bで実現するホームネットワーキング
IEEE 1394bで実現するホームネットワーキング

『TSB41BA3』は3ポートのフィジカルレイヤー(PHY)デバイスで、伝送速度が最高400Mbpsの“IEEE 1394b-2002”規格に準拠した製品。カテゴリー5やガラス/プラスチック光ファイバーのケーブルで、通信距離を最長100mまで延長できる。従来のIEEE 1394a製品と下位互換性を持ち、IEEE 1394a-2000が規定するデータストローブエンコーディングと、IEEE 1394b-2002の8B/10Bエンコーディングの両方式をサポートする。電源電圧は3.3V。

『TSB17BA1』は、カテゴリー5ケーブル専用に設計された1ポートの100Mbpsトランシーバーで、『TSB41BA3』の支援製品と位置付けられている。

『TSB41BA3』は、80ピンのPFP(S-Plastic Quad Flat Package)で供給され、1000個受注時の単価は6.5ドル(約761円)。『TSB17BA1』は、24ピンのTSSOP(Thin Shrink Small Outline Package)で供給され、1000個受注時の単価は2.5ドル(約293円)。すでに量産出荷を開始している。

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