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日本IBM、複数の多次元分析ソフトを連携可能にするコンポーネント『DB2 Cube Viewsバージョン8.1』を発表

2003年06月11日 17時44分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は11日、同社のデータベースソフト『DB2』の多次元分析機能を拡張するコンポーネント『DB2 Cube Viewsバージョン8.1』の出荷を7月25日に開始すると発表した。

デモ画面
『DB2』の多次元分析機能を拡張する『DB2 Cube Viewsバージョン8.1』

同コンポーネントは、『DB2』において、さまざまな目的に応じた分析用テーブルの一元管理を可能にするもの。複数の多次元分析ソフトを利用する場合、従来は目的ごとにソフト間で共有する分析用テーブルを作る必要があったが、『DB2 Cube Viewsバージョン8.1』では分析用テーブル情報を自動作成し、DB2内で一元管理するため、開発コストやメンテナンスコストを大幅に削減することができるという。

『DB2 Cube Viewsバージョン8.1』の発表にあわせて、ユーザーのシステム利用状況を監視し制御するツール『DB2 Query Patrollerバージョン8.1』、汎用的オフィスツール『Microsoft Excel』にアドインとして登録され、『DB2 Cube Views』との接続を可能にする『DB2 Office Connectバージョン4.0』、BI(Business Intelligence)システムの構築に必要なソフトウェアを統合したパッケージ『DB2 UDB Data Warehouse Editionバージョン8.1』も発表した。

デモ画面
『DB2 Office Connectバージョン4.0』

いずれの製品も7月25日に出荷開始の予定。価格は、『DB2 Cube Viewsバージョン8.1』が134万1000円から、『DB2 Query Patrollerバージョン8.1』が134万1000円から、『DB2 Office Connectバージョン4.0』が4万4800円から、『DB2 UDB Data Warehouse Editionバージョン8.1』が268万2000円からとなっている。

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