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東芝、個人向けノートパソコン『dynabook A8』『dynabook C8』と企業向けノートパソコン『dynabook C4110』を発売

2003年06月09日 15時17分更新

文● 編集部 内田泰仁

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(株)東芝は9日、ノートパソコン“dynabook”シリーズの新製品として、個人向けの『dynabook A8/420CME』および『dynabook C8』シリーズと、企業向けの『dynabook C4110』シリーズを発表した。

『dynabook A8/420CME』

『dynabook A8/420CME』は、家でパソコンを使った仕事をする機会が多くなってきた世帯主層をターゲットとした、コストパフォーマンス重視のA4サイズノートパソコン。CPUにはモバイルCeleron-2GHz、チップセットにIntel 852GM(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵)を採用し、256MBのメモリー(PC2100対応のDDR SDRAM)、30GBのHDD(Ultra ATA/100接続)、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ(CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD-ROM読み出し24倍速、DVD-ROM読み出し8倍速)を搭載。インターフェースは、USB 2.0×2、PCカードスロット×1(TypeII×1)。通信機能としては、V.90対応の56kbpsモデム、10/100BASE-TXのLANを装備する。液晶ディスプレーは14.1インチのカラーTFTで、1024×768ドット/1600万色表示。内蔵バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、バッテリー駆動時間は約2.8時間(JIETA測定法1.0)。本体サイズは幅332×奥行き293×高さ40mm(最薄部33mm)、重量は約2.9kg。

OSはWindows XP Home Edition(SP1)で、『Microsoft Office XP Personal』がプリインストールされる。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は16万円前後。出荷予定は6月中旬ごろ。

『dynabook C8』シリーズ

『dynabook C8』シリーズは、CPUにPentium M-1.30GHz、チップセットにIntel 855GM(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵)、無線LANモジュールとしてIEEE802.11b準拠の『Intel PRO/Wireless 2100』を採用する“インテルCentrinoモバイル・テクノロジ”とPC2100対応のDDR SDRAM 256MBのメモリーを搭載する『dynabook C8/213LDDW』『dynabook C8/LMEW』と、CPUにモバイルCeleron-1.26GHz、チップセットにTrident CyberALADDiN-T+ALi M1535B(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵)、PC133対応SDRAM 256MBのメモリーを搭載する『dynabook C8/21DCMEN』『dynabook C8/21DCMHN』の合計4ラインナップ。いずれもB5ファイルサイズのノートパソコンで、光ディスクドライブを内蔵する。

ドライブ類は、『dynabook C8/213LDDW』が60GBのHDD(Ultra ATA/100接続)とDVD-Mulitiドライブ(DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き換え等倍速、DVD-RAM書き換え2倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を内蔵し、そのほかの機種は40GBのHDD(『dynabook C8/LMEW』はUltra ATA/100接続、『dynabook C8/21DCMEN』『dynabook C8/21DCMHN』はUltra ATA/66接続)、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ(CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD-ROM読み出し24倍速、DVD-ROM読み出し8倍速)を搭載する。液晶ディスプレーは12.1インチカラーTFT/1024×768ドット表示。『dynabook C8/213LDDW』『dynabook C8/LMEW』『dynabook C8/21DCMEN』の3製品は、内光の拡散を抑え、引き締まった黒とくっきりとした色彩を実現するハードコート層と、外光の映りこみを軽減する低反射コーティング層からなるダブルコーティング構造を採用した“Clear SuperView液晶”パネルを採用している。

全モデルとも、PCカードスロット×2(TypeII×2またはTypeIII×1)、SDメモリーカードスロット、USB 2.0×4を装備する。通信機能は全モデル共通して、10/100BASE-TXのLANとV.90対応の56kbpsモデムを持ち、『dynabook C8/213LDDW』『dynabook C8/LMEW』はIEEE 802.11b対応の無線LANとBluetooth 1.1も搭載する。バッテリーはいずれもリチウムイオンで、駆動時間は『dynabook C8/213LDDW』『dynabook C8/LMEW』が約5時間、『dynabook C8/21DCMEN』『dynabook C8/21DCMHN』が約3.5時間。本体サイズは、幅289×奥行き238×高さ35.5mm、重さは『dynabook C8/213LDDW』『dynabook C8/LMEW』が約2.2kg、『dynabook C8/21DCMEN』『dynabook C8/21DCMHN』が約2.1kg。

OSは『dynabook C8/213LDDW』がWindows XP Professional(SP1)で、その他のモデルはWindos XP Home Edition(SP1)。『dynabook C8/213LDDW』『dynabook C8/LMEW』『dynabook C8/21DCMEN』には『Microsoft Office XP Personal』がプリインストールされる。

価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、『dynabook C8/213LDDW』が24万円前後、『dynabook C8/LMEW』が21万円前後、『dynabook C8/21DCMEN』が18万円前後、『dynabook C8/21DCMHN』が16万円前後。出荷予定は6月中旬。

『dynabook C4110』シリーズ

企業向けの『dynabook C4110』シリーズは、CPUにPentium M-1.30GHz、チップセットにIntel 855GM(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵)、メモリーがPC2100対応のDDR SDRAM 256MBを採用した『dynabook C4110 DC13L/2』と、CPUがモバイルCeleron-1.26GHz、チップセットがTrident CyberALADDiN-T+ALi M1535B(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵)、メモリーにPC133対応SDRAM 256MBを搭載した『dynabook C4110 DC1DC/2』の2モデル。いずれも、液晶ディスプレーは12.1インチで1024×768ドット表示、HDDが40GB(Ultra ATA/100接続)、24倍速読み出しのCD-ROMドライブを内蔵する。

インターフェース類は、PCカードスロット×2(TypeII×2またはTypeIII×1)、SDメモリーカードスロット×1、USB 2.0×4、IEEE 1394×1。通信機能は10/100BASE-TXのLANとV.90対応の56kbpsモデムで、『dynabook C4110 DC13L/2』ではオプションとして『Intel PRO/Wireless 2100』によるIEEE802.11b準拠の無線LAN機能を追加できる。バッテリーはいずれもリチウムイオンで、バッテリー駆動時間は『dynabook C4110 DC13L/2』が約5.2時間、『dynabook C4110 DC1DC/2』が約3.5時間。本体サイズはいずれも幅289×奥行き238×高さ35.5mm、重さ約2.1kg。

プリインストールOSはWindows XP Professional(SP1)で、Windows 2000 Profissional(SP3)に変更することも可能。価格は、dynabook C4110 DC13L/2』が20万円台後半、『dynabook C4110 DC1DC/2』が20万円台前半になるという。出荷予定次期は7月上旬。

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