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ノーテルネットワークス、企業向けスイッチ『BayStack 470-24T』と最新OSを発表

2003年06月05日 16時33分更新

文● 編集部

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ノーテルネットワークス(株)は5日、企業向けスイッチ“BayStack”シリーズの新製品として、レイヤー2スイッチ『BayStack 470-24T(ベイスタック 470-24T)』の出荷を6月下旬に開始すると発表した。富士ゼロックス(株)、丸紅ソリューション(株)、三井物産(株)/アダムネット(株)、ユニアデックス(株)、(株)理経などの販売代理店経由で販売する。標準構成の価格は37万5000円。併せて、BayStack用OSの最新版『BayStack Operating System Switching Software(ベイスタック オペレーティング・システム・スイッチング・ソフトウェア)』の提供を開始したことも発表した。専用ウェブサイトから無償でダウンロードできる。

『BayStack 470-24T』
『BayStack 470-24T』

『BayStack 470-24T』は、10/100BSE-TX×24ポートとGBIC(GigaBit Interface Connector)×2ポートを装備するレイヤー2スイッチで、スタッキングポートを2ポート装備しており、カスケードモジュールなしで8台までスタックできるのが特徴。各スイッチ間の複数の経路を論理的に1本のリンクとして束ねる独自のリンクアグリゲーション技術“DMLT(Distributed MultiLink Trunking)”による二重化構成や負荷分散機能を搭載するほか、スタックしたユニットのどれかに障害が発生した場合、ほかのユニットに影響を与えずに全体の継続的な接続を確保する“フェイルセーフスタッキング機能”を搭載する。QoS制御機能は、伝送トラフィックを4段階(GBICポートは8段階)に分けて優先制御するキューイング機能を搭載しており、TCP/IPネットワークのQoS制御技術“Diff-Serv”にも対応する。そのほか、レイヤー3スイッチ『Passport 8600(パスポート8600)』と組み合わせて負荷分散や冗長化を行なう“SMLT(Split MultiLink Trunking)”技術にも対応している。本体サイズは幅438.2×奥行き352.9×高さ43.7mm、重量は4.8kg。

『BayStack Operating System Switching Software』(BoSS)は、スタックを制御するためのソフトウェアOSで、スタックした異なるスイッチを単一のユニットとして扱えるのが特徴。対応製品は、『BayStack 470-48T』『BayStack 470-24T』『Business Policy Switch 2000』『BayStack 460-24T-PWR』。

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