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サン電子、WAP対応の携帯電話で利用できる日本語電子メールサービス“uKLIP”を発表

2003年06月05日 13時51分更新

文● 編集部

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サン電子(株)は5日、日本語に対応していない海外仕様の携帯電話機で日本語の電子メールを送受信できるサービス“uKLIP(ユークリップ)”を開始すると発表した。同日より6月末日まで運用試験を行ない、7月1日にサービスを開始する。料金は、登録手数料が2000円、1ヵ月基本料金が1500円。3ヵ月一括前納では4000円、6ヵ月では7500円となる。利用申し込みはパソコン用ホームページで行ない、決済はクレジットカード。

同サービスは、出張や転勤、移住、旅行、留学などで海外渡航したユーザーが海外で日本語の電子メールを利用できるようにするもので、国際標準規格“WAP(Wireless Applicatoin Protocol)”に対応したインターネット閲覧機能(WAPブラウザー)を利用したウェブメールサービスとして提供する。海外の携帯電話機では日本語フォントを表示できないため、受信メールは、日本語のテキストをウェブサーバーで1枚の画像に合成変換し、ブラウザーに表示する。送信メールは、ローマ字で入力し、ウェブサーバーがローマ字平仮名変換を行ない、文字データとして送信する。送信用定型文を漢字仮名交じり文で登録することも可能。iモード、J-SKY、EZweb対応携帯電話機でも利用できる。

同社では、6月末までの試験運用の参加者を一般から募集する。試験運用中はサービスを無料で利用でき、テストレポートを提出し、継続利用を希望する場合は、登録手数料と7月分の基本料金を無料にするという。

同社は併せて、海外携帯電話の販売/レンタル会社と協力することも発表した。協力先は、ドイツテレコム(株)、ノキア・ジャパン(株)、(株)ジー・フォーン、(株)ジーエーピー、英モベルコミュニケーションズ社、(有)ジャパンテレコムなど。同社では、初年度の加入者数2万人、売上高1億円を目指すとしている。

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