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米パーム、米ハンドスプリングを買収――パームソースも独立へ

2003年06月05日 12時55分更新

文● 編集部

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米パーム社は現地時間の4日、米ハンドスプリング社の買収で合意したことを発表した。米パームソース社の分離独立についても発表した。ハンドスプリングの買収は、株式交換で行なわれ、パームが1390万株を発行し、ハンドスプリング1株に対してパーム株0.09を割り当てる。これにより買収後の株式比率は、ハンドスプリングが32.2%、パームが67.8%となる。買収は今秋完了の予定。

今回の買収は、両社の合併により、経営陣の強化などを図るとしており、年間2500万ドル(約29億6266万円)のコスト削減が可能になるとしている。これに伴い、約125名が解雇される予定。一方のパームソースの分離は以前から意向を表明していたもの。

ハンドスプリングは、Palm OSを搭載し、“スプリングボード(Springboard)スロット”と呼ばれる独自の拡張スロットを装備するPDA“Visor”シリーズを販売している。GPSやカメラ、ボイスレコーダー、PHSデータ通信、歩数計といった各種のモジュールが用意されているのが特徴。

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