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NTT西日本、フレッツ・スポット契約者向けにIP電話サービス対応のLinux搭載PDAを販売

2003年06月03日 21時33分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)は3日、無線LANサービス“フレッツ・スポット”の契約ユーザー向けに、ISPが提供するIP電話サービスを利用できる携帯情報端末(PDA)として、Linuxを搭載した『サザンクロスPDA SL-C750』の販売を25日に開始すると発表した。コンパクトフラッシュ(CF)タイプの無線LANカードとイヤホンマイクが付属する。価格は6万9800円。NTT西日本のサービス提供地域(富山県/岐阜県/静岡県以西の30府県)で販売する。

『サザンクロスPDA SL-C750』『サザンクロスPDA SL-C750』

『サザンクロスPDA SL-C750』は、PPPoEに対応し、ブラウザーとメールソフトを標準で搭載したPDAで、OSにLinux『OpenPDA』を搭載するのが特徴。CPUはPXA255-400MHzで、64MBのフラッシュメモリー/64MBのSDRAM、3.7インチの透過型システム液晶ディスプレー(640×480ドット/バックライト付き/タッチパネル付き)を搭載する。インターフェースは赤外線通信(IrDA)、I/Oポートを搭載し、カードスロットはSDカード用とコンパクトフラッシュ(Type II)用を装備する。電源はリチウムイオンバッテリー『EA-BL06』(DC3.7V)を内蔵し、連続で約5時間の表示が可能。本体サイズは幅120×奥行き83×高さ18.6mm、重量は約220g。アプリケーションソフトとして、PIM(個人情報管理)や画像/テキストビューワー/エディター、IP電話、ブラウザー『NetFront v3.0』、ワープロ、表計算、映像/音楽用プレーヤー、ボイスレコーダーほかを内蔵する。Javaの実行環境も搭載。対応パソコンは、Pentium-200MHz以上を搭載し、OSにWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98を搭載した機種。

利用イメージ
利用イメージ

付属のコンパクトフラッシュ(CF)タイプ無線LANカードは、IEEE 802.11bに準拠し、セキュリティー機能はESS IDや128bit/64bit WEPをサポートする。通信モードはアドホック/インフラストラクチャーに対応し、ローミングにも対応。カードサイズは幅42.8×奥行き62×高さ11.7mm、重量は20g。電源は3.3Vで消費電流は350mA。イヤホンマイクは、全指向性のモノラルマイクとモノラルイヤホンで構成される。ケーブル長は約120cmで、重量は約12g。

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